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延長コードを使いたくない人のためのプランニング術

公開日:2026/03/18(水) 更新日:2026/03/17(火) 家づくりコラム

今回は「延長コードを使わずに快適に暮らすための家づくりプラン」について解説します。

新築やリフォームの際、「ここにもコンセントがあればよかった…」と後悔するケースは非常に多く、延長コードやタコ足配線に頼る暮らしは見た目も安全性も損なってしまいます。特に注文住宅では、暮らしに合わせたコンセント計画が快適性に大きな影響を与えます。

この記事では、延長コードに頼らない家づくりのための「コンセントの計画術」「失敗しない配置アイデア」「ゾーニングのコツ」を具体的にご紹介します。

 

延長コードを使いたくない理由とは?

延長コードは一時的には便利ですが、日常的に使い続けるとさまざまなストレスやリスクにつながります。

■ 延長コードを使いたくない主な理由:

 - 見た目がごちゃつく

 - つまずきや火災のリスクがある

 - 掃除しにくく、ホコリが溜まりやすい

 - 子どもやペットにとって危険

こうしたリスクやストレスを解消するには、電源のあるべき位置を事前にしっかり考えることが鍵になります。

※注意:コンセント不足を住み始めてから補うと、延長コードや電源タップに頼る生活になりやすく、安全性や美観が損なわれる場合があります。

 

家電の使用場所を洗い出す「生活動線チェック」が第一歩

延長コードに頼らない家づくりで最初に行いたいのが、どこで・何を・どのくらい使うのかを整理することです。

まずは、自分たちの生活パターンを想像しながら、家電の使用場所を棚卸ししてみましょう。

LDKでよく使うものの例

■ ダイニング:

 - ホットプレート

 - 電気鍋

 - PC

 - スマホ充電

■ キッチン:

 - 炊飯器

 - 電子レンジ

 - コーヒーメーカー

■ リビング:

 - テレビ

 - ルーター

 - 加湿器

 - 掃除機

 - スマホ充電

■ ソファまわり:

 - スタンドライト

 - ブランケット用ヒーター

生活のあらゆるシーンでコンセントがどこに必要かを具体的に想像することが、延長コードに頼らない設計の第一歩です。

 

コンセントの「高さ」もポイント

コンセント計画では、数や場所だけでなく高さにも注目することが大切です。用途に合った高さに設置することで、配線がすっきりし、使い勝手も向上します。

■ 高さ別おすすめ活用法:

 - 床から25cm(標準):掃除機・扇風機・加湿器など

 - 床から80〜120cm:キッチンカウンター、スタンディング作業台

 - 天井付近:壁掛けテレビ、プロジェクター、換気扇など

 - 足元近く(10cm程度):ベッドサイドや書斎机の下でコードを隠す用途に

必要な高さに合わせて設置しておくことで、延長コードや電源タップの使用を最小限に抑えられます。

 

家具配置との“先読み”が重要

コンセント計画では、住まいそのものだけでなく家具や家電の配置まで見越して考えることが重要です。

具体的な配置アイデア

■ 家具配置を踏まえたコンセント計画の例:

 - ソファ背面の壁にコンセント:スマホ充電、間接照明用

 - ダイニングテーブル下や横に床埋込コンセント:ホットプレートや鍋用

 - ベッドサイドの左右両方に設置:スマホ、目覚まし、照明の同時使用可

注文住宅では、設計段階でレイアウトまで反映することで、あとから延長コードを足さなくて済む住まいを実現しやすくなります。

 

見逃しがちな「あると便利な場所」5選

リビングやキッチン以外にも、実はコンセントがあると便利な場所はたくさんあります。見落としやすい場所こそ、事前に計画しておくことが大切です。

■ あると便利な場所 5選:

 - 玄関・シューズクローク:防犯カメラ、靴乾燥機、電動自転車の充電に活躍

 - 洗面脱衣所:ドライヤーだけでなく、美容家電や電動歯ブラシの充電スペースとして便利

 - 階段下や廊下の隅:掃除機や照明のためのさりげない1口が重宝

 - クローゼット内:除湿機や充電式掃除機のドック設置にも役立つ

 - 屋外(玄関横・ウッドデッキ):高圧洗浄機、イルミネーション、DIY用工具などで活躍

※注意:屋外や収納内などは、後から増設しにくいこともあるため、計画段階で必要性をしっかり確認しておくことが重要です。

 

スマートハウス化にも対応した設計

最近では、スマート家電やIoT機器の導入も増えており、従来以上に電源計画の質が求められています。

■ 想定しておきたい電源計画:

 - Wi-Fiルーター専用の配線スペースと電源

 - スマートスピーカー・センサー用の壁面コンセント

 - 太陽光発電・蓄電池と連動した配線対応

延長コードが絡まりやすい機器こそ、最初から設計に組み込むことでトラブルや見た目のストレスを回避しやすくなります。

 

電気配線は「数」より「配置の質」がカギ

「とりあえず多めに付けておけば安心」と考えがちですが、使わないコンセントが増えるだけではコスト面でももったいない結果になりかねません。

大切なのは、単純な数ではなく配置の質です。

■ 配置計画で意識したいポイント:

 - ゾーンごとの使用頻度

 - 家具や動線に対する配置の適切さ

電気代や施工コストの無駄を防ぐためにも、実際の暮らしに即した場所へ必要な分だけ設置する考え方が大切です。

 

まとめ:延長コード不要の快適な暮らしは“先読み設計”で叶う

延長コードに頼らない暮らしは、見た目の美しさ安全性掃除のしやすさ、そして将来の利便性において非常に大きな価値を持ちます。

特に注文住宅では、ご家族の暮らし方に合わせて自由に電源計画を立てられるのが大きなメリットです。

設計段階から、電気配線の位置高さ使い方までトータルに考えることで、延長コードいらずの快適な暮らしを実現しやすくなります。

ポイント:快適な住まいづくりの鍵は、住んでから不足を補うことではなく、暮らしを先読みして設計に落とし込むことです。

三重県で家づくりをご検討の方には、現地での生活動線や家具配置に基づいたコンセント計画のご提案も可能です。お気軽にご相談ください。

  


 

三重県で注文住宅を建てるリビングモチーフキキです。

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