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におい・湿気・お手入れも安心。珪藻土はペットと相性抜群?

公開日:2025/11/21(金) 更新日:2025/11/17(月) 家づくりコラム

ペットと暮らす家に必要なこととは?

「ペットと暮らせる快適な家を建てたい」――注文住宅をご検討中の方にとって、そうした想いは年々高まっています。

その一方で、ニオイや湿気、キズや汚れなど、ペットと暮らす上での住まいの課題も多く挙げられます。

そんな中、注目されているのが自然素材の珪藻土(けいそうど)です。

 

特に、消臭や調湿といった特性がペットとの暮らしにマッチしやすく、三重県でも取り入れるご家庭が増えています。

この記事では、珪藻土の基本的な特徴から、ペットとの相性、お手入れ方法、注意点までわかりやすくご紹介します。

 

珪藻土とは?自然素材の特徴をおさらい

珪藻土は、植物性プランクトン(珪藻)の殻が化石化した堆積物から作られる、天然由来の内装材です。

最大の特徴は、表面に無数のミクロの穴(多孔質構造)を持つこと。

そのため、

■ 調湿機能: 空気中の湿気を吸ったり吐いたりする

■ 消臭機能: 臭い成分を吸着・分解する

■ 安全性: 化学物質を含まない

など、室内環境を整える力を持っています。

ビニールクロスのような人工素材とは異なり、自然の力で空気を整える壁材として注目されています。

 

珪藻土とペットの暮らしが相性抜群な理由

珪藻土の「消臭力」がペットのいる家で頼れる理由

珪藻土の壁が持つ消臭効果は、ペットのいる家庭にとって非常に心強いポイントです。

特に犬や猫の体臭やトイレの臭いが気になる場合、におい成分(アンモニアや有機ガス)は珪藻土の孔に吸着され、空気中にこもりにくくなります。

また、来客時や就寝時など、すぐに換気できない場面でも、空気を自然に整えてくれるのが魅力です。

湿気対策としても優秀。快適な空気環境を実現

湿度が高すぎるとカビやダニの発生、低すぎると呼吸器への負担が心配されます。

珪藻土は、

 - 湿度が高いときは水分を吸収

 - 乾燥時は水分を放出

といった性質で、室内の湿度を自然に調整。ペットの呼吸器や皮膚の健康維持にもつながります。

さらに、冬の結露対策にも有効で、カーテンの劣化やカビ防止にも役立ちます。

 

お手入れって難しくない?珪藻土壁の扱い方

「汚れたらどうするの?」「割れたりしない?」という疑問もありますが、正しい扱い方を知れば安心です。

■ 基本のお手入れ方法:

 - 軽い汚れ: 消しゴムや乾いた布で落とす

 - ひどい汚れ: 紙やすりで軽く削る

 - 爪痕・凹み: 専用補修材で埋めて乾かす

部分補修が可能な点も大きなメリット。

また、ペットが頻繁に触れる場所は、腰壁や別素材を併用する設計が安心です。

 

注意点とデメリットも知っておこう

どんな素材にも注意点はあります。珪藻土の場合、

 - 施工コストがやや高め

 - 吸湿力が高いため、通気計画が重要

 - 傷や汚れがつきやすい場所は他素材の併用が望ましい

※注意:事前の設計と施工業者との相談で、多くは解決可能です。

自然素材のやさしさが、ペットにも人にも安心をくれる理由

ペットとの暮らしでは、化学物質の少ない環境が求められます。

珪藻土は、接着剤や有機溶剤を含まず、空気を汚さない素材です。

ペットは人よりも地面に近く、空気の質は暮らしの快適性に直結します。

また、視覚的にもやわらかく、自然な風合いを持つ珪藻土の壁は、安心感のある空間づくりに貢献します。

小さなお子さまやアレルギーのある方にもやさしい素材です。

 

珪藻土で叶える、ペットと暮らすやさしい住まい

自然素材の珪藻土は、

 - ペットのにおい対策をしたい

 - 湿気やアレルギー対策をしたい

 - 安全な素材で家を建てたい

という方にとって、非常に心強い味方となる素材です。

素材そのものが空気を整えてくれるため、ペットとの暮らしの悩みを軽減し、心地よい空間を自然に保てます。

珪藻土の壁を取り入れた住まいづくりにご興味がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

  


 

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