代表取締役 竹森 徳人 自己紹介へ

イメージスケッチ

SNSがこれだけ盛んになっておりますので、お客様から事前に「好き」な感じの写真を頂くという事をよくお願いしているのですが、こちらはあくまでイメージの共有が目的であったり、僕たちがお施主様のお好みの家の雰囲気を掴むために参考に頂くという側面が強かったりするのですが(イメージ写真を頂いた上で全く異なる仕上げになることも結構ありますが、それはそれという感じであまり気にして頂く必要もないです)、事例としましては多いという事でもないのですが、お施主様作の間取りのスケッチを頂くことがあります。

 

見せて頂く折には事前にお施主様からは、「こんなん見せて良いのかしら」みたいなことを仰って頂くこともありますが、実は僕的にはお施主様作のスケッチ大歓迎でして、もちろん寸法的な整合性や風や光をどう取り込むかという事などは全く考慮も必要ないし、2階はなくて1階だけでも大変ありがたいと感じることが多いのですが、「じゃあ、どこを見ているの?」となりますと細かくは実に多くのポイントを確認させてもらっているのですが、実は1番大きなポイントとして僕が注意深く子細に子細にトレースしていくのは、

 

「お施主種様の1番気にしているポイント」

「ここはこうであって欲しいと特にお考えの拘りポイント」についてです。

 

 

 

 意識的か無意識かは別にして、これは図面を描く訓練を受けておらず(もちろん誰だって家づくりは一生に一度あるかないかですので殆どの方はお慣れでないということになりますね)イメージでお施主様が一生懸命描かれたスケッチには非常に重要な家に対するお気持ちお考えの大切な鍵が隠されていることが多く、僕達からすれば非常に示唆に富んでいるということが言えます。

 

その辺りのポイントを僕たちがキチンと丁寧に気が付き、掬い取って描かせて頂く計画案に落とし込んでいく。注文住宅ならではの共感を軸とした家づくりってそんな風だと思います。

 

スケッチを描くということ自体が普通は非常に厄介で骨の折れるものだと思いますし、どなたでも出来ることだとはチョット思いませんが、機会がありましたら是非ご自身でスケッチを描いて頂くと、良いことが思ったより沢山あるのではないかと思います。

 

ホント大変だとは思いますが。