家づくりのプロセスの中で僕的には当然発生するであろう細かな修正や変更についてお施主様から『(変更が重なり)スミマセン』のようなお言葉を頂戴することがあります。
それは僕の感覚とは違っていて、家は色々な要素から重層的に組み立てられていくので、決定されたひとつのモノが他のモノとのバランスで変更をした場合が良いと思えることは少なからずあり、一歩進めたものを少し後退させ考え直し、より良い解答へ進めるということはとても大切なことだと思います(少なくとも僕はそう思っています)。
ということで、当社の打合せでは『すみません禁止』とさせて頂き、より納得感のある完成した家をお引渡させて頂くべく打合せを重ねさせて頂きます。
また、打合せ回数につきましても会社的には打合せ回数に制限を設け、ここから先は自己責任でというやり方も聞いたことありますが(実際打合せ回数は何回と他社様から言われたとお施主様から聞きました)、当社では原則打合せ回数は決めていません(これは良くも悪くもと思いますが)。
と言うのはやはりお施主様に安心し、納得頂いた上で工事を進めたいという当社の姿勢とご理解頂けますと幸いです。
大げさに顧客オリエンテッドみたいなことを言うこともないのですが、それが自然だと僕は感じております。