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【見落としがちな落とし穴】シックハウス症候群とは?自然素材で叶える健康住宅づくりの秘訣

公開日:2025/05/20(火) 更新日:2025/05/20(火) 家づくりコラム

「マイホームを建てたのに、なんだか体調がすぐれない…」

「子どもが咳をするようになった気がする」

 

実はこうした悩みの背景にあるのが、シックハウス症候群かもしれません。

 

その中でも見逃されがちな「健康面」に着目し、シックハウス症候群と自然素材を使った注文住宅づくりのポイントについて、三重で家づくりを検討されている方向けにお届けします。

 

目次

 


 

 注文住宅で“見えないリスク”が潜む理由

家づくりをするうえで、間取り・外観・性能・価格にはしっかり目が向けられます。

しかし、「室内空気の質」や「化学物質の影響」まで考えられている方は少ないかもしれません。

シックハウス症候群とは、新築やリフォーム後の住まいで使われる建材や家具などから発生する化学物質が原因で、以下のような症状が現れる現象です。

  • 頭痛・めまい
  • 目や喉の痛み
  • 呼吸がしにくい
  • アレルギーやアトピーの悪化

特に小さなお子さまや高齢のご家族がいるご家庭では、空気の質が暮らしの質に直結するケースが多く見られます。

 

“健康住宅”とは?

家づくりを検討されている方の中では、

子育て世代で、小さなお子様の健康を守りたい

長く安心して住める家を建てたい

自然との調和や素材の質感を重視したい

と考える方もいらっしゃると思います。

 

シックハウス症候群の主な原因とは?

健康住宅を考える前に、まずはシックハウス症候群の要因を押さえておきましょう。

・ホルムアルデヒド

合板や集成材、接着剤に含まれる化学物質で、揮発性が高く、目や呼吸器に影響を及ぼします。

・VOC(揮発性有機化合物)

塗料や接着剤、消臭剤、芳香剤などに含まれる成分で、長時間吸い込むことで体に負担がかかることがあります。

・換気不足

高気密・高断熱住宅でありがちなのが、しっかりした換気計画を立てないことで、空気が滞留してしまう状態です。

これらを知ったうえで、「どう防ぐか」が健康住宅づくりの第一歩になります。

 

 健康住宅をつくるための5つのポイント

1. 自然素材の使用

合板よりも無垢材、ビニールクロスよりも漆喰や珪藻土を選ぶことで、化学物質の発生を抑えることができます。

・無垢フローリング

・自然由来の塗料やワックス

・断熱材も自然素材ベースのものを選択

素材そのものが呼吸することで、室内の空気もやわらかくなります。

 

2. F☆☆☆☆(フォースター)認定の建材を選ぶ

建材の中でも、ホルムアルデヒド放散量が少ない最高等級が「F☆☆☆☆」です。
すべて自然素材というのが難しい場合でも、この基準を目安に建材を選ぶことでリスクを減らすことができます。

 

3. 計画的な換気設計

健康住宅では“空気が動く”家づくりが重要です。

・24時間換気システムの導入

・窓の配置を工夫して自然な通風を確保

・機械換気と自然換気のバランスを考える

空気の流れを設計することも、住まいづくりの一部です。

 

4. 内装仕上げにこだわる

ビニールクロスや合成塗料を避け、自然素材ならではの質感と空気感を持った仕上げ材を使うことで、家全体が呼吸するようになります。

・調湿効果のある壁材(漆喰・珪藻土)

・天然成分の塗料・オイルで仕上げる木部

・香りの強い素材は避ける

日々触れる空間だからこそ、“見た目”と“空気”の両方に配慮したいところです。

 

5. 家具やカーテン選びにも注意

見落としがちですが、家具やインテリア類にも化学接着剤や加工品が多く使われています。

・できるだけ無垢材の家具を選ぶ

・接着剤を使っていない組み立て式の家具

・自然素材の布やカーテン(綿・麻・ウールなど)

家本体だけでなく、暮らしの中にある“モノ”もシックハウス対策の一環です。

 

実際のお客様の声|自然素材の家で暮らす安心感

三重県鈴鹿市で自然素材をふんだんに使った家を建てられたご家族からは、こんなお声をいただいています。

「アレルギー体質の娘が、引っ越してから夜ぐっすり眠れるようになりました。木の香りと空気のやわらかさに、家に帰るたびホッとしています。」

建てた直後の安心だけでなく、住んでからの変化や気づきが、自然素材の良さを証明してくれます。

 

 健康と心地よさのバランスを考える家づくり

「家族の健康を守れる家にしたい」

「できるだけ自然な素材で包まれた家に住みたい」

そんな思いを叶えるためには、性能だけでなく、“見えない部分”へのこだわりも必要です。

  • 室内空気の安全性
  • 暮らす人に優しい素材
  • 五感に心地よい空間

これらのバランスを保ちながら、デザイン性や機能性もあきらめないのが理想の注文住宅です。

 

まとめ|健康な暮らしは、素材選びから始まる

シックハウス症候群は、誰にでも起こり得る身近な問題です。

だからこそ、建てる前から「健康に暮らせる家」を意識することが重要になってきます。

✓自然素材で安心な空間づくりを

✓空気の流れを設計でデザインする

✓家族の健康を守るという視点を大切に

三重での家づくりを考える方にとって、「素材」や「空気の質」にまでこだわることは、未来の安心につながります。

 

私たちLiving Motif Kikiでは、自然素材を活かした“心と体が休まる家づくり”をご提案しています。土地探しから素材選びまで、どんなことでもお気軽にご相談ください。