代表取締役 竹森 徳人 自己紹介へ

Works of imagination

僕たちが作らせて頂いております家ですが、当たり前のように世にふたつとあるものがない、完全にオリジナルの家ばかりです(それは、新築にせよリフォームにせよ)。

 

図面や模型、各パーツのサンプルでなるべくお施主様に伝わりやすいようにと心がけてはおりますが、それでもやはり、「これです!」と現物で確認頂く事が残念ながら出来ません。

 

つまり、僕たちのようなスタイルの家づくりの場合、結果として出来合った建築物はお施主様と僕たちのコミュニケーションの結果の形であり、それは想像物の現実化・実現という言い方が近いように感じます。

 

 

実際のモノが無いということは悪いことばかりでもなく、当初思っていなかったような建物ができることもあるし、打ち合わせの中でクライアント様と建築業者の持っている情報のやり取りの中で深みが出るということも感じることが多いです。

 

もちろん僕たち建築業者は、家づくりを仕事として取り組ませて頂いておりますので構造や躯体・断熱なんかの部分は譲れない部分もあるし、「かくあるべし」と言う部分もありますが、特に仕上げの部分なんかはインターネットの普及とともに、情報量としては良くも悪くもとてもフラットといいますか、情報源としては平等に近い環境であるとも言え(それでもやはり僕たちはずっと家やインテリアばかり見ておりますので、情報の深みとか幅と言う部分ではアドバンテージがあると信じているし、信じたいものでありますが)、最終的にはセンスのような話になってくることも多いのですが、いずれにせよ完成品の完全な確認が事前にできず、モノづくりが進められていくという部分で特別なことだと思います。

 

大人がワクワクできる家づくりでどうかありますようにと毎度取り組ませて頂いております。