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浴室サイズは1616で十分?1坪風呂の広さと後悔しない選び方

公開日:2026/10/21(水) 更新日:2026/10/20(火) 家づくりコラム<一覧>|家づくりコラム【性能・構造・スペック】

浴室サイズは1616で十分?1坪風呂の広さと後悔しない選び方

浴室を決めるとき、「1616で十分なのか、それとも少し広げたほうがいいのか」で迷うことがあります。

1616は、一般的に1坪タイプと呼ばれるユニットバスの代表的なサイズです。注文住宅でもよく採用されていますが、1620など少し広い浴室を見ると、そのゆとりに魅力を感じることもあります。

ただ、広くするほど暮らしやすくなるとは限りません。費用や掃除の負担に加えて、洗面脱衣室や収納など、ほかのスペースとのバランスも関わります。

 

 

家族の人数だけでなく、誰と入るのか、どのくらい浴室で過ごすのか、将来どう使いたいかを考えると、自分たちに合う広さを選びやすくなります。

1616サイズとはどのくらいの広さ?

1616は、浴室の内側寸法がおおむね160cm×160cmクラスのユニットバスを指す呼び方です。一般的には1坪タイプとして扱われますが、製品によって実際の寸法や浴槽の形は異なります。

大人1人で使う場合は、洗い場に椅子を置いて体を洗い、浴槽につかるための広さを確保しやすいサイズです。

夫婦2人の暮らしや、基本的に1人ずつ入浴する家庭では、使いやすいと感じることも多いと思います。一方、子どもと一緒に入る場合や、介助を想定する場合は、もう少し余裕が欲しくなることもあります。

POINT

「1坪タイプ」は呼び方の目安です。浴室の内側の広さと、建物に必要な設置スペースは異なるため、図面と商品仕様の両方で確認しておくと安心です。

1616で十分と感じやすい家庭

普段は1人ずつ入浴し、浴室に広い作業スペースを求めない場合は、1616が暮らしに合うことがあります。

浴室を必要な広さに抑えることで、洗面脱衣室、ランドリールーム、ファミリークローゼットなどへ面積を配分できる場合もあります。

例えば、「お風呂を広げるより、脱衣室にタオルや下着をしまいたい」「室内干しの場所を確保したい」といった希望です。

入浴前後の動きまで含めて使いやすいかを考えると、家全体での面積の使い方を整理しやすくなります。

1616は標準仕様に含まれていることもあり、商品や住宅会社の仕様によっては、費用を抑えやすい場合もあります。

子どもと一緒に入るなら洗い場も確認

子育て中は、子どもと一緒にお風呂へ入る場面があります。そのときは、浴槽だけでなく、洗い場でどう動くかも確認しておきたいところです。

大人が椅子に座って子どもの体を洗う、子ども2人を順番に洗うなど、使い方によって必要なスペースは変わります。

1616でも親子で使えますが、人数や体の動かし方によっては、狭く感じることもあります。兄弟姉妹と同時に入ることが多い場合は、洗い場にゆとりのあるサイズも比べてみてください。

一方で、親子で入浴する期間が過ぎた後の使い方も考えておくと、判断しやすくなります。その期間のゆとりを優先するか、収納や洗面スペースを広げるかは、家族によって考え方が分かれるところです。

ショールームでは、実際に家族で洗い場に立ち、椅子を置いたときの距離感や動きやすさを確認すると、広さをイメージしやすくなります。

1620にすると何が変わる?

1616と比較されることが多いのが、1620サイズです。呼び寸法では、約160cm×200cmクラスとなり、一方向に約40cmの違いがあります。

製品にもよりますが、洗い場が広くなるタイプでは、親子で並んだり、介助する人が横に立ったりする際に、ゆとりを感じやすくなります。

ただし、浴室を広げるには、その分の設置スペースが必要です。間取りによっては、洗面室や収納の面積に影響することもあります。

建物そのものを大きくする場合は、浴室設備だけでなく、基礎や屋根、外壁などの費用に関わる可能性もあります。

浴室を広げた後の間取りと、建物全体の費用をあわせて確認すると、比較しやすくなります。

広い浴室は掃除する面積も増える

浴室を広げると、床や壁など、手入れする面積も増えます。浴槽や排水口の大きさは商品によって異なりますが、洗い場が広がれば、水切りやブラシ掃除をする範囲も広くなります。

広いお風呂の気持ちよさとあわせて、毎日の掃除をどのくらい負担に感じるかも考えておきたいところです。

1616で使いやすいと感じるなら、コンパクトな範囲で手入れを済ませられるのも魅力です。浴室を暖める際の負担は、広さに加えて断熱仕様や暖房設備によっても変わります。

暮らし目線のポイント

掃除の時間を抑えたい家庭では、必要以上に広げないことが、日々の使いやすさにつながる場合もあります。

浴室の広さとあわせて浴槽の形も比べる

「1616だと浴槽が狭そう」と感じることもありますが、入り心地は浴室サイズだけでは決まりません。

同じ1616でも、足を伸ばしやすい形、深くつかりやすい形、半身浴をしやすい形など、浴槽によって特徴が異なります。縁の形状などを工夫して、浴槽内の広さを確保している商品もあります。

浴室を広げる前に、候補となる浴槽へ実際に入ってみると、自分に合う形を見つけやすくなります。

  • 足を伸ばしたときの姿勢
  • 肩や肘のまわりの余裕
  • 背中を預けたときのくつろぎやすさ

ショールームでは、スタッフに確認しながら体感してみてください。浴室の寸法と、浴槽の入り心地を分けて比べると、選びやすくなります。

将来の使いやすさは「広さ」だけでは決まらない

将来を考えて、広い浴室を選びたいと感じることもあります。介助が必要な場合は、洗い場に人が立てる余裕があると、動きやすくなることがあります。

ただ、確認しておきたいのは広さだけではありません。

  • 入口の幅や段差
  • 手すりの位置
  • 浴槽のまたぎ高さ
  • 床の滑りにくさ
  • 脱衣室で着替えや介助をするスペース

浴室が広くても、入口や脱衣室が使いにくいと、思うように動けない場合があります。脱衣室から浴槽までの一連の動きを確認しておくと安心です。

後から手すりを取り付けたい場合は、対応する製品や必要な下地・補強も、あらかじめ相談しておくと計画しやすくなります。

1616と1620の差額だけで判断しない

サイズを比較するときは、設備本体の差額に加えて、建物側にどのような変更が必要かも確認しておきたいところです。

浴室を広げるために建物の形や面積を変える場合と、もとの間取りの中で変更できる場合では、費用への影響が異なります。

住宅会社の標準仕様や商品シリーズによっても、変更費用は変わります。

見積もりで確認したいこと

浴室本体の差額と、建物全体への影響を分けて確認すると、どこに費用がかかるのか整理しやすくなります。

洗面脱衣室に面積を使う方法もある

限られた面積の中では、浴室と洗面脱衣室のどちらにゆとりを持たせるか、迷うこともあります。

浴室では入浴を楽しむ一方、洗面脱衣室では、着替え、洗濯、室内干し、タオルの収納、身支度など、さまざまな動きが生まれます。子育て中は、子どもの着替えを手伝う場所にもなります。

1616で使いやすいと感じるなら、脱衣室やランドリールームへ面積を回すことで、毎日の家事がしやすくなる場合もあります。

水まわり全体で、面積をどう配分するか。浴室の中だけでなく、入浴前後の暮らしも重ねて考えてみてください。

迷ったら「誰と入るか」を具体的に考える

1616と1620で迷ったときは、何人家族かだけでなく、実際の入浴場面を想像してみましょう。

  • 普段は大人が1人ずつ入るのか
  • 小さな子ども2人と一緒に入ることがあるのか
  • 将来、親との同居や介助を想定するのか

また、お風呂で過ごす時間をどのくらい大切にしたいかも、判断の参考になります。

毎日ゆっくり湯船につかることが楽しみなら、浴室に面積や予算を使う考え方があります。シャワー中心で短時間の利用が多いなら、その分をキッチンや収納、ランドリールームに使う方法もあります。

広いほうがよいかではなく、自分たちはどう使いたいかを基準にすると、家族で話し合いやすくなります。

まとめ|暮らしに合う広さを、実際に体感して選ぶ

1616は、戸建て住宅でよく使われる1坪タイプの浴室です。基本的に1人ずつ入浴する家庭では、使いやすい広さと感じる場合があります。

一方、親子での入浴や介助のスペース、ゆったり過ごす時間を大切にしたい場合は、1620などのサイズも比べてみると参考になります。

広さを増やすと、費用や掃除の負担、ほかの部屋との面積配分も変わります。浴室だけでなく、洗面脱衣室や収納、ランドリーとのバランスも見ておくと安心です。

ショールームでは、浴槽の入り心地と洗い場の動きやすさを体感してみてください。自分たちの暮らしにとって、どのくらいの広さが心地よいか。そこから考えると、納得できる浴室を選びやすくなります。

Q. 浴室サイズ1616は、大人が入浴するには十分ですか?

浴室サイズ1616は、基本的に大人1人ずつ入浴する家庭であれば、十分と感じやすい広さです。一般的に内側寸法がおおむね160cm×160cmクラスの、1坪タイプと呼ばれるユニットバスを指します。ただし、実際の内寸や浴槽の形は商品によって異なるため、ショールームで確認することが大切です。

Q. 浴室サイズ1616と1620では、使い勝手にどのような違いがありますか?

浴室サイズ1620は1616より一方向が広く、洗い場で親子が並んだり、介助者が横に立ったりするときに余裕を感じやすくなります。一方、広げた分だけ面積が必要になり、洗面脱衣室や収納が狭くなる場合があります。浴室だけでなく、水まわり全体の使いやすさで比較しましょう。

Q. 子どもと一緒に入るなら、1616より広い浴室がよいですか?

子どもと一緒に入る場合は、浴槽だけでなく洗い場の広さを確認することが重要です。1616でも親子で入浴できますが、子ども2人を同時に入浴させる場合などは、1620も比較する価値があります。一緒に入る期間と、収納や脱衣室に必要な広さを合わせて考えましょう。

Q. 1616から1620へ変更する費用は、何を確認すればよいですか?

1616から1620への変更費用は、浴室設備本体の差額と、建物全体への影響を分けて確認することが大切です。建物の面積や形を変える場合は、基礎・屋根・外壁などの費用にも影響する可能性があります。住宅会社の標準仕様や、現在の間取りの中で変更できるかも確認しましょう。

Q. 将来の介助を考えると、浴室は広いほうが安心ですか?

介助を想定する場合、洗い場に介助者が立てるスペースは重要ですが、広さだけで使いやすさは決まりません。入口の段差や幅、手すりの位置、浴槽のまたぎ高さ、床の滑りにくさ、脱衣室の介助スペースも確認する必要があります。脱衣室から浴槽までの一連の動きを想定して計画しましょう。

この記事の関連テーマ:浴室サイズ1616|浴室サイズ1620|入浴習慣|洗い場の広さ|浴槽の形|介助スペース|水まわりの面積配分