その昔、僕の地元である亀山市にBIG MAMAという喫茶店(?)がありました。もうずいぶん前におやめになられたようで、今でもひっそりと建物はあります。

 

僕はそこがとても好きで、時間があると結構な頻度で通っていたわけで、今はもう本当に見なくなったサイフォン式で珈琲を入れてくれ、色々なジャンルの音楽が鳴っていました。

 

なので、僕が珈琲や色々なジャンルの音楽が好きになった一因はBIG MAMAでの体験が大きいようにも思います(家族を除くと、もう一人の僕の人格形成の礎になったのは高校~大学生時代に本当に一生懸命読んでいた村上春樹さんのすべての著作です、あと名古屋のユリというJAZZ喫茶でしょうか)。

 

BIG MAMAで淹れてくれる珈琲は(ここは作るではなく淹れるが相応しいように思います)とても高温で(何度も舌は火傷しました)、どちらかと言うとさっぱりした酸味の強めの珈琲で、僕も様々珈琲体験でBIG MAMA仕込みの珈琲と好みが違う部分もありますが、それでもいまだに熱い珈琲が好きなのはBIG MAMAの珈琲由来だと固く思っております(今の僕は熱くて濃くて苦い珈琲が好きです)。

 

 

珈琲と言うエリアの中でも色々な好みの話は尽きないし、珈琲に付随する様々な要素(例えば什器かもしれないし、音楽・家具を含めその空間自体かもしれない)をひとつひとつ吟味し噛み締めるような時間、ナカナカ今で難しいのかもしれませんが、効率だけでは測れない大切なものがそこには詰まっているようにも思います。

 

今回はごく個人的な昔話でした。

  


 

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