KIKI STAFF KIKI STAFF

2階にお風呂・洗濯機はあり?注文住宅のメリット・デメリットと注意点

公開日:2026/09/18(金) 更新日:2026/10/29(木) 家づくりコラム<一覧>|家づくりコラム【間取り・動線計画】

注文住宅の間取りでは、「お風呂や洗濯機は1階にあるもの」という考え方にとらわれず、暮らしに合わせて配置を検討することもあります。

共働き世帯や、それぞれのライフスタイルに合わせて、浴室・洗面脱衣室・ランドリースペースを2階にまとめる間取りも選択肢のひとつです。

2階水まわりの大きな魅力は、洗濯や入浴に関する動線をコンパクトにできることです。

一方で、水漏れ、音や振動、建築コスト、将来の階段移動など、慎重に考えたいポイントもあります。

2階にお風呂・洗濯機を配置するなら、「洗う・干す・しまう」の家事動線と、水漏れ・音・将来性への対策をセットで考えることが大切です。

なぜ2階に水まわりを配置するのか

一般的な住宅では「1階に水まわり、2階に個室」という構成がよく見られます。ただ、物干し場や収納の位置によっては、洗濯物を持って階段を移動する手間が生じます。

2階にお風呂と洗濯機を配置する大きな狙いは、「洗う・干す・しまう」を同一フロアで完結させることです。

2階水まわりの狙い

  • 家事動線の短縮:寝室やクローゼットと同じ階に洗濯機を配置し、階段移動を減らす
  • 1階の有効活用:LDKを広くしたり、玄関収納やパントリーを充実させたりする

2階水まわりの大きなメリット

洗濯動線を大きく改善できる

洗濯物は個室やクローゼットからも発生します。洗濯機が2階にあれば、脱衣、洗濯、室内干し、収納までをコンパクトにつなげやすくなります。

特に室内干しが中心の家庭や、洗濯物が増える子育て世帯では、毎日の負担軽減につながる場合があります。

入浴から就寝までがスムーズになる

入浴後、そのまま寝室へ向かえるため、夜の動線がスムーズになります。小さな子どもがいる場合も、お風呂上がりの着替えから寝かしつけまでを同一フロアで完結できます。

生活感を2階にまとめやすい

来客時に、脱衣室や洗濯物などの生活感を見せにくいこともメリットです。1階には来客用の小さな手洗いだけを設け、プライベートとパブリックを分ける方法もあります。

POINT

家事動線を短くしながら、1階のLDKなどを広く使いやすいことが、2階水まわりの大きな魅力です。

注意すべきデメリットとリスク対策

2階水まわりには、水漏れや音、振動、コスト、将来の生活変化といった課題があります。設計段階から対策を考えておくことが大切です。

水漏れリスクへの備え

  • 洗濯機に防水パンを設置する
  • 緊急止水機能付き水栓を採用する
  • 配管を確認できる点検口を設ける
  • ユニットバスの防水性能を活かし、配管接続部を確実に施工する

注意:水漏れへの不安がある場合は、採用する設備だけでなく、配管や点検方法について施工会社に確認しておくことが大切です。

音・振動への配慮

洗濯機の脱水音やシャワーの音は、下階へ響く可能性があります。

2階の浴室や洗濯機置き場の下に寝室や書斎を配置せず、収納や玄関などを配置することが、音への配慮になります。床の剛性や防振ゴムの活用についても、設計者に相談しておきたいところです。

建築コストと将来性

2階まで配管するため、建築コストが増える場合があります。また、将来的に階段の昇降が難しくなった場合、2階に浴室があることが負担になる可能性も考えておく必要があります。

将来への備え

1階に将来寝室として使える予備室を設け、近くに洗面機能を持たせておく方法もあります。ただし、浴室への階段移動は残るため、将来の入浴まで含めて暮らし方を考えておくと安心です。

ご家族に合う家づくりを、
一緒に考えてみませんか。

失敗しないための「セット計画」

2階水まわりは、お風呂や洗濯機を単独で配置するのではなく、家事の一連の流れとして計画することが大切です。

ランドリースペースと収納をつなげる

洗面脱衣室に室内干し機能を設け、その近くにファミリークローゼットを配置すると、「洗う・干す・しまう」の動線をまとめやすくなります。

自然素材と湿気対策を両立する

無垢材の風合いを楽しむ場合でも、水まわりには水に強い床材を選ぶなど、見た目と機能の適材適所を考えてみましょう。

家族構成の変化も想像する

泥だらけで帰宅するペットがいる場合、浴室が2階だと移動が大変になることがあります。ペットとの暮らしを想定するなら、1階に土間や足洗い場を設けるなど、補う方法も検討しておきたいところです。

相談時は2階水まわりにしたい目的を明確にする

ハウスメーカーや工務店へ相談するときは、「2階にしたい」という結論だけではなく、なぜ2階にしたいのかを具体的に伝えることが大切です。

  • 「家事の負担を減らしたいから、洗濯・干す・収納を一括管理したい」
  • 「来客を気にせず過ごしたいから、1階はパブリックに特化させたい」
  • 「夜に洗濯をすることが多いから、防音を重視したい」

目的を伝えることで、専門家も配管ルート、防音対策、コストなどを踏まえた提案をしやすくなります。

おすすめの考え方

「どの家事をラクにしたいか」「どんな生活動線にしたいか」から、設備の位置や間取りを考えてみましょう。

まとめ|2階のお風呂・洗濯機は動線とリスク対策で考える

2階にお風呂・洗濯機を配置する間取りは、「洗う・干す・しまう」動線を短くできるほか、1階の空間を広く使いやすいことが魅力です。

今回のポイント

  • 洗濯・室内干し・収納を同一フロアでつなげる
  • 防水パンや点検口など、水漏れへの備えを考える
  • 下階の部屋との関係を考えて音・振動に配慮する
  • 将来の階段移動や生活変化も想定する
  • 住宅会社には「2階にしたい理由」まで伝える

便利さだけでなく、水漏れや音、メンテナンスといったリスクも理解しておきたいところです。

洗濯機から物干し場、クローゼットまでの動線や、2階水まわりの下にどの部屋を配置するかを具体的に確認してみてください。

専門家にも「漏水や音が心配」と具体的に伝え、どのような対策ができるのかを確認することが大切です。

家事の効率化とリスク対策の両方を考え、自分たちの生活リズムに合った2階水まわりを計画していきましょう。

ご家族に合う家づくりを、
一緒に考えてみませんか。

 

この事例に関するよくあるご質問

Q. お風呂と洗濯機を2階に配置するメリットは何ですか?

お風呂と洗濯機を2階に配置するメリットは、「洗う・干す・しまう」の家事動線を同じフロアにまとめやすいことです。寝室やクローゼット、室内干しスペースを近くに配置すれば階段移動を減らせるほか、1階のLDKや収納を広く使いやすくなります。

Q. お風呂や洗濯機を2階にすると、どのようなデメリットがありますか?

2階のお風呂・洗濯機では、水漏れ、下階への音や振動、建築コスト、将来の階段移動などに注意が必要です。便利な家事動線だけで判断せず、配管や防音、下階の部屋との位置関係、将来の暮らし方まで設計段階で検討することが大切です。

Q. 2階に洗濯機を置く場合、水漏れにはどう備えればよいですか?

2階の洗濯機の水漏れ対策として、防水パンや緊急止水機能付き水栓、配管を確認できる点検口などを検討できます。採用する設備だけでなく、配管の施工方法や点検方法についても施工会社に確認しておくことが大切です。

この記事の関連テーマ:2階水まわり|洗濯動線|ランドリースペース|ファミリークローゼット|水漏れ対策|防音対策|将来性

 


COLUMN CATEGORIES

家づくりコラム 一覧

理想の住まいづくりに役立つ4つの視点

01

間取り・動線計画

暮らしやすさに直結する、間取りや日常の動きに関するテーマ。

02

性能・構造・スペック

長く安全に、快適に暮らすための断熱・耐震・設備に関するテーマ。

03

インテリア・デザイン・素材

空間の雰囲気を形作る内装、外観、無垢材や漆喰などの素材選び。

04

ライフスタイル・家づくりの視点(その他ノウハウ)

趣味や将来の暮らし方、予算や進め方に関するその他ノウハウ。

 


理想の家づくり、ここから始めませんか?

まずは資料でじっくり知ることも、
プロに直接相談することも可能です。

CATALOG

カタログ・資料請求

KIKIの家づくりのこだわりや、
施工事例を無料でお届けします。

✔ KIKIの想いがたっぷり詰まった1冊

✔ 施工事例のご紹介

✔ PDF版もございます

無料で資料を請求する
人気NO.1
EVENT

無料・家づくり相談会

間取り、資金計画、土地探しなど、
何でもご相談ください。

✔ お子様連れ大歓迎

✔ オンライン相談も対応可能

✔ 強引な営業は一切いたしません

相談会を予約する

※まずは話だけ聞いてみたい、という方もお気軽にご連絡ください。

 

日々の現場で実際に起きている「お客様の悩み」と「その解決事例」を元に、家づくりの様々な情報をわかりやすくショート動画で解説しています。

より深く家づくりを理解されたい方におすすめの限定ページにご招待します。登録もメールアドレスとお名前のみ!

1ページ (全58ページ中)