KIKI STAFF 自己紹介

【照明選びで後悔しないために】ダウンライト vs シーリングライト、どっちが正解?それぞれの特徴と選び方を徹底解説

公開日:2025/10/31(金) 更新日:2025/10/29(水) 家づくりコラム

新しい住まいをつくるとき、間取りや素材、設備にはじっくり時間をかける方が多いですが、意外と見落とされがちなのが“照明計画”です。

特に多くの方が悩むのが「ダウンライトにするべき?それともシーリングライトの方がいい?」という選択。

 

 

今回は、ダウンライトとシーリングライトの違い、それぞれのメリット・デメリット、そして後悔しない選び方について、家づくりを検討している方に向けて、解説させて頂きます。

 

ダウンライトとシーリングライトの違い

まずは基本的な違いを整理しておきましょう。

■ ダウンライト

 - 天井に埋め込んで設置する照明

 - 空間がすっきり見える

 - 配線・施工の自由度はやや低め

■ シーリングライト

 - 天井に直接取り付けるタイプの主照明

 - 明るさが広がりやすく、設置や交換が簡単

 - デザインによって部屋の雰囲気に影響を与える

どちらも住宅照明の代表格ですが、用途や部屋の目的に応じて向き不向きがあります。

 

ダウンライトのメリット・デメリット

◎ メリット

 - 天井面がフラットで圧迫感がない

 - 複数個所に分散して配置できる

 - スタイリッシュで現代的な印象に

 - 間接照明と組み合わせやすい

△ デメリット

 - 明るさを確保するには複数個必要

 - 配線計画が複雑で設計段階からの検討が必要

 - 電球交換がやや手間(LEDなら長寿命)

自然素材の家や無垢材の天井には、余計な主張をしないダウンライトがよくなじみます。

 

シーリングライトのメリット・デメリット

◎ メリット

 - 1台で部屋全体を明るくできる

 - 設置・交換が簡単

 - 引越し後でも取り付けしやすい

 - 照明器具としてのデザインが豊富

△ デメリット

 - 器具自体の存在感が強くなる

 - 部屋の中心が明るくなりすぎることも

 - 天井の高さによっては圧迫感を感じやすい

特に天井が低めの部屋やコンパクトな空間では、圧迫感に注意が必要です。

 

比較表で違いをチェック

■ デザイン性:

 - ダウンライト:◎ スッキリ・現代的

 - シーリングライト:△ 存在感が強い

■ 明るさ:

 - ダウンライト:△ 複数設置が前提

 - シーリングライト:◎ 1台でカバー可能

■ 空間の広がり:

 - ダウンライト:◎ 圧迫感なし

 - シーリングライト:△ 圧迫感が出やすい

■ メンテナンス性:

 - ダウンライト:△ やや手間

 - シーリングライト:◎ 簡単に交換可能

■ 設計の自由度:

 - ダウンライト:△ 要事前検討

 - シーリングライト:◎ 後付けしやすい

 

部屋別・おすすめ照明選び

■ リビング・ダイニング

 - 複数のダウンライト+間接照明でくつろぎと明るさの両立

■ 寝室

 - やさしい光のシーリングライトや調光可能なダウンライトがおすすめ

■ 子ども部屋

 - シーリングライト+勉強用デスクライトで視認性重視

■ キッチン

 - ダウンライト+手元灯で作業効率アップ

 

自然素材の家と照明の関係

無垢材、漆喰、珪藻土など、自然素材をふんだんに使った家では、“光の当たり方”が素材の表情に直結します。

■ たとえば:

 - ダウンライトで天井面をすっきり見せることで、梁や天井の木目が美しく見える

 - シーリングライトの光が強すぎると、素材の陰影が飛んでしまうことも

照明はインテリアの一部と捉えて、素材や空間とのバランスを考えることが大切です。

 

よくある失敗とその回避策

■ ダウンライトだけにしてしまい暗い部屋に

 - 間接照明やフロアライトなどを併用して“面で照らす”工夫を

■ シーリングライトが目立ちすぎて違和感

 - 天井の色や部屋のトーンに合った器具を選ぶことで馴染ませる

■ 電球の色味が空間に合わない

 - 電球色・温白色・昼白色の使い分けを照明計画時に確認する

 

まとめ|暮らしに合った照明選びを

「ダウンライトとシーリングライト、どっちが正解?」の答えは、“暮らし方”によって異なるのが正直なところです。

■ ポイント:

 - 空間に溶け込むデザインならダウンライト

 - 明るさと実用性ならシーリングライト

 - 自然素材の家なら光の質も重視して選びたい

 

注文住宅をご検討中の方は、照明もインテリアの一部と捉え、設計段階からじっくり検討することをおすすめします。

照明の実例を見てみたい方は、ぜひ見学会や無料相談会へご参加ください。

 

  


 

三重県で注文住宅を建てるリビングモチーフキキです。

新築、リフォーム、土地探しはお任せください!