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【幹太くんVS電気式乾燥機】プロが教える!ガス乾燥機「幹太くん」の意外な魅力とは?

公開日:2025/05/23(金) 更新日:2025/05/23(金) 家づくりコラム
「洗濯は毎日のこと。だからこそ、ストレスを減らしたい」

そう感じる方にとって、洗濯物の“乾燥”は大きな課題のひとつです。

 

 

特に注文住宅を建てる際は、洗濯動線や設備計画までしっかり考えたいところ。

今回は、人気のガス衣類乾燥機「幹太くん」と電気式乾燥機を比較しながら、ガス乾燥機ならではの魅力について解説させて頂きます。

 

目次

 


 

そもそも「幹太くん」ってどんな乾燥機?

幹太くん(正式名称:Rinnai製ガス衣類乾燥機)は、都市ガスまたはプロパンガスを使用して短時間で衣類を乾かす家庭用乾燥機です。

一見すると大型の家電に見えますが、実は子育て世帯・共働き家庭・花粉や梅雨に悩まされる方を中心に、根強い人気があります。

 

 【比較1】乾燥スピードが圧倒的に違う
● 電気式:1回あたり90〜120分

● 幹太くん:1回あたり約50分

ガスならではの高火力で一気に乾かすため、圧倒的な時短が可能です。

特に共働きや子育て世帯では、「夜に洗って朝には乾いている」というサイクルが確保できるのは大きな利点です。

 

【比較2】仕上がりのフワフワ感に差が出る

幹太くんで乾燥したタオルは、まるで業務用ランドリーのようなフワフワ感に。

繊維が立ち上がるように乾くため、肌触りが良く、吸水性も向上するという声もあります。

一方、電気式乾燥機では、温度の上がり方がゆるやかなので、生乾きやムラが出ることもあります。

 

【比較3】コスト面のリアル|ガスと電気、どっちが得?

気になるランニングコストですが、

電気式:約30〜40円/回

幹太くん:約40〜50円/回(ガス代+電気代)

数字だけ見ると幹太くんの方が少し高く見えますが、乾燥時間の短縮と乾燥性能の高さを考えると、コストパフォーマンスは十分高いといえます。

また、乾燥ジワや縮みも少ないと言われており、アイロンの手間も減らせる場合もありますので、トータルの家事時間削減に貢献してくれます。

 

【比較4】設置スペースと配線・工事の違い

電気式乾燥機は、コンセントがあればすぐに使用可能ですが、長時間の使用で湿気や熱がこもるデメリットがあります。

幹太くんは、排湿ダクトの設置が必要で、基本的には壁に穴を開ける工事が必要ですが、湿気を外へ逃がせる設計なので室内が快適です。

注文住宅なら、初期設計から“ガス栓+排湿ダクト”を組み込むことで、見た目も美しく納まるのが大きなメリットです。

 

【比較5】自然素材の家との相性も◎

自然素材の家では、湿気管理が住まいの寿命にも関わります。

幹太くんは「湿気を外へ排出する構造」になっているため、漆喰壁や無垢材といった調湿性に優れた自然素材との相性がとても良いのが特徴です。

室内干しを続けると、結露やカビ、クロスの傷みの原因になることもありますが、ガス乾燥機の導入でそれらを防ぐことができます。

 

よくある疑問Q&A

Q:導入にはガス工事が必要?

A:はい。都市ガスまたはプロパンガスの接続が必要です。ただし、新築時に計画しておけば工事費も抑えられ、目立たず美しく収まります。

 

Q:メンテナンスは面倒?

A:基本的にはフィルター掃除程度でOK。部品も比較的簡単に取り外しができ、日常使いでの負担は少ないです。

 

Q:どこに設置するのがベスト?

A:脱衣所やランドリールームが主流です。洗濯機の上に専用台を設置して2段構成にすることで省スペースにも対応できます。

 

ランドリールームと家事動線をセットで考える

幹太くんの真価を発揮するには、家事動線を意識した間取り設計がカギです。

脱ぐ→洗う→乾かす→しまう

この一連の動作がスムーズになることで、家事時間がグッと短縮されます。

さらに、

ランドリールーム→ファミリークローゼットへの直結動線

広めのカウンター設置で「たたむ・アイロンがけ」の効率化

こうしたプランを一緒に検討することで、暮らしやすさは大きく変わります。

 

幹太くんが選ばれる理由まとめ

☑ とにかく早い!約半分の時間でカラッと乾燥

☑ タオルがふんわり&肌触りが気持ちいい

☑ 湿気を外へ逃がすから、部屋も快適

☑ アイロンの手間も減って家事が楽になる

☑ 自然素材の家との相性も抜群

 

注文住宅での導入だからこそ、最初から設計に組み込むことでスッキリ美しく、長く快適に使える設備となります。

 

幹太くんは“時間と心に余裕を生む”暮らしのパートナー

幹太くんは、単なる家電ではありません。

それは、忙しい日々の中で少しでも“ゆとりのある暮らし”を叶えるための一手です。

 

注文住宅で「自分たちの暮らしに合った家をつくりたい」と考える方にとって、こうした設備選びまで含めた設計の工夫が、暮らしの満足度を大きく左右します。

乾燥機選びに迷ったときは、生活スタイルと家事動線の中に“幹太くん”をどう組み込めるかを一度考えてみてはいかがでしょうか。

 

  


 

三重県で注文住宅を建てるリビングモチーフキキです。

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