代表取締役 竹森 徳人 自己紹介へ

家におけるファッション的デザイン?。

個人的な好みとして『シンプルなモノ』が僕は好きです。もっと言うとシンプルで素朴で暖かみのある手触り感を持った、作った人の人間性を感じる空気感を持ったものが好きです。

逆にゴテゴテしたデコラティブなものは僕個人はあまり得意ではないと自己認識しております。

デザインのためのデザインが施されたのでは?という家を散見することがあります。

そのデザインが住みやすさと直結しているイメージが湧き、これは本当に素晴らしいと感じるものも勿論多数ありますが、そこまでキチンと考え抜かれているのかな?お住まいの方は大丈夫なのかな?とフッと疑問に感じる家も稀に見ます(家をファッション的に考えるのはとても危ないと思います)。

勿論セカンドハウスや特別な目的を持つ建物であればデザイン中心に考えていくことは楽しいし、当社でもそのようなコンセプトを持つ計画は幾つも取り組ませて頂いても来ましたが、それは基本特別な場合においてはと言う前置き付きです。

 

 

デザインのためのデザインが施され、家の形が複雑になった家は、やはり応力の伝わり方に歪が出やすいことが多いので地震の時に不利になりがちなのは一般概念としてイメージが湧きやすいのではないかと思います(家はシェルターというコンセプトは当社お客様宅では外したくないです)。

 

彫刻やオブジェのように形態の魅力というものは、それは独立した彫刻やオブジェだから素晴らしいのであって、長期的に安定したことが求められる家に持ち込んで成功する考え方とは少し違うように感じたりもします。

 

今 格好良い、今 流行っているデザインの家が、その家が在る間すっと恰好良いと思えるモノなのか?

あなたのライフスタイルに今後もずっとフィットするものとして考え抜かれたモノか?

についてはじっくり腰を据えて考えたいことのひとつです。

  


 

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