今回は照明・カーテンと総額予算の考え方について、解説させて頂きます。
注文住宅を検討していると、多くの方が「建物本体価格」に意識が向きがちです。
しかし実際の家づくりでは、照明やカーテンといった“あとから必要になる費用”が想像以上にかかるケースも少なくありません。

「思っていたより高くなった」「最後に予算オーバーで妥協してしまった」——そんな後悔を防ぐために重要なのが、最初から総額で考えることです。
本記事では、見落とされやすい費用の内訳や、賢く予算を組むポイントを詳しくご紹介いたします。
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▼ 目次
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なぜ照明・カーテンは別費用になりやすいのか?
注文住宅では、契約時の見積もりにすべてが含まれているとは限りません。
特に照明やカーテンは、
■ 理由:
- 施主の好みによる部分が大きい
- 後から選ぶケースが多い
- インテリア要素として自由度が高い
といった理由から、「別途工事」や「施主支給」として扱われることが多い項目です。
そのため、見積もり段階では含まれておらず、後から追加費用として発生することがあります。
実際どれくらいかかる?リアルな費用感
照明とカーテンは、選び方によって費用に大きな差が出ます。
照明費用の目安
- 全体で10万円〜30万円程度(一般的なケース)
- デザイン照明や間接照明を多用するとさらに増加
カーテン費用の目安
- 20万円〜50万円程度
- オーダーカーテンや高機能生地を選ぶと高額に
つまり、合計で数十万円単位の差が生まれることも珍しくありません。
総額予算で考えるべき理由
「後から追加」が一番危険
家づくりの終盤になるほど、予算の余裕は少なくなります。その状態で照明やカーテンを選ぶと、
- 本当はやりたかったことを諦める
- 安価なもので妥協する
- 資金計画が崩れる
といった事態につながりやすくなります。
満足度に直結する部分
照明とカーテンは、暮らしの快適性やデザイン性に大きく影響します。
- 部屋の雰囲気
- 過ごしやすさ
- プライバシーや遮光性
など、日常生活の質を左右する重要な要素です。
見落としがちな“その他の別費用”
照明・カーテン以外にも、総額に影響する項目は多くあります。
- 外構工事(庭・駐車場など)
- エアコン
- 家具
- カーテンレール
- 照明の取付工事費
これらも含めて考えることで、現実的な資金計画が見えてきます。
失敗しないための予算の立て方
最初に「総額」を決める
建物本体だけでなく、すべて含めた予算を設定することが重要です。
優先順位を明確にする
- こだわりたい部分
- コストを抑える部分
を整理しておくことで、後悔のない選択がしやすくなります。
概算でもいいので早めに見積もる
照明やカーテンも、間取りが決まった段階でおおよその費用を出しておくと安心です。
照明計画でコストと満足度を両立する
一室一灯からの脱却
複数の照明を組み合わせることで、快適性とデザイン性が向上します。
必要な場所に必要な明かり
使う場所・時間に合わせて照明を計画することで、無駄なコストを抑えられます。
自然素材との相性
無垢材や漆喰の空間は、やわらかい光との相性が良く、過度な照明を使わなくても心地よい空間になります。
カーテン選びで後悔しないために
採光と遮光のバランス
部屋ごとに必要な機能は異なります。
窓のサイズ・位置との関係
大開口の窓はカーテン費用が高くなりやすいため、設計段階から考慮が必要です。
将来のメンテナンス
洗濯や交換のしやすさも重要なポイントです。
リアルな暮らし視点で考える
住宅展示場では美しく整えられた空間が広がっていますが、実際の暮らしでは、
- 子どもの成長
- 生活スタイルの変化
- 日々の使いやすさ
が重要になります。
照明やカーテンは、その変化に柔軟に対応できる計画が求められます。
まとめ|総額で考えることが後悔しない家づくりにつながる
注文住宅では、「見えている費用」だけでなく「見えていない費用」まで含めて考えることが大切です。
特に照明やカーテンは、
- 後から追加になりやすい
- 費用が大きくなりやすい
- 満足度に直結する
という特徴があります。
▼ 重要ポイント
- 最初から総額で考える
- 優先順位を整理する
- 早めに検討を始める
家づくりをご検討中の方は、ぜひ資金計画の段階から細かな部分まで視野に入れ、理想の暮らしを無理なく実現していきましょう。