【サウナ×ワインセラー。贅沢を極めた大人の平屋】 Part13 この家カーテンありません。

 

 

カーテンなしで暮らせる注文住宅。視線をコントロールする家づくり

 

注文住宅を考えるとき、多くの方が「明るい家にしたい」「大きな窓がほしい」「開放感のあるリビングにしたい」と考えます。

しかし、窓を大きくすればするほど気になるのが、外からの視線です。

せっかく大きな窓を設けても、道路や隣家からの視線が気になり、結局カーテンを閉めっぱなしになってしまう。

これは家づくりでよくある後悔のひとつです。

今回の住まいは、ほぼカーテンなしで暮らせるように設計された注文住宅です。

そのポイントは、単に窓を大きくすることではなく、「どこを開き、どこを閉じるか」を丁寧に考えたことにあります。

 

外周側には窓をつくらず、開口はテラス側へ

 

この家では、外からの視線が入りやすい外周側には、できるだけ窓を設けていません。

その代わり、開口部はプライベートなテラス側に向けて計画されています。

壁で外部からの視線を遮ることで、室内からは開放感を感じながらも、外からは見えにくい住まいになっています。

カーテンを閉めなくても落ち着いて過ごせるため、日中も自然光を取り入れやすく、室内の明るさや心地よさを保ちやすいのが特徴です。

 

床とテラスの高さを揃え、内と外をつなげる

 

この住まいでは、室内の床とテラスの高さを揃えています。

段差を感じにくくすることで、リビングとテラスがひと続きの空間のように感じられます。

視覚的なつながりが生まれることで、実際の面積以上に広がりを感じられるのも大きな魅力です。

注文住宅では、間取りや家事動線だけでなく、外部空間とのつながり方も暮らしやすさを左右します。

テラスがリビングの延長として使えると、朝のコーヒー、子どもの遊び場、夜のくつろぎ時間など、暮らしの楽しみ方も広がります。

 

見えるのは空だけ。プライベートなテラス

 

このテラスは、外からの視線を遮りながら、空を感じられるように計画されています。

見上げたときに余計なものが視界に入らず、見えるのは空だけ。

住宅街であっても、視線の抜け方を工夫することで、落ち着いたプライベート空間をつくることができます。

これは土地選びの段階から、周辺環境や隣家との関係を読み解いて設計することが大切です。

「どんな土地に、どんな向きで建てるか」

「窓をどこに設けるか」

「外からの視線をどう遮るか」

こうした計画が、後悔しない家づくりにつながります。

 

夜も心地よく過ごせる照明計画

 

テラスの魅力は昼間だけではありません。

夜の過ごし方を考え、照明計画にもこだわっています。

植物にはスポットライトを当て、石貼りの壁にはブラケット照明を設置。

上下に光が広がることで、壁の素材感や植栽の陰影が美しく浮かび上がります。

また、余計な光が目に入りにくいように計画することで、眩しさを抑えた落ち着いた空間に仕上げています。

明るければよいのではなく、必要な場所に必要な光を届けることが、快適な住まいには欠かせません。

 

軒を深く設計し、外観もすっきり美しく

 

この家では、軒を深く設計しています。

軒があることで、日差しや雨をやわらげるだけでなく、外観にも落ち着きが生まれます。

さらに、窓の上枠と軒のラインを揃えることで、建物全体に一体感が出ています。

樋も必要最低限に抑え、できるだけ目立たないように計画。

細かな部分まで整えることで、すっきりと美しい外観に仕上がっています。

注文住宅では、間取りや設備に目が行きがちですが、こうした細部の積み重ねが住まい全体の印象を大きく変えます。

 

まとめ

 

カーテンなしで暮らせる家は、ただ窓をなくした家ではありません。

外からの視線を遮りながら、光や風、空とのつながりを感じられるように計画された住まいです。

外周側を閉じ、テラス側に開く。

床の高さを揃え、内と外をつなげる。

照明や軒、外観のラインまで整える。

こうした設計の工夫によって、プライバシーと開放感を両立した注文住宅が実現します。

家づくりで大切なのは、単に広さや設備を選ぶことだけではありません。

土地選び、間取り、窓計画、家事動線、住宅ローン、将来の暮らし方まで含めて、トータルで考えることが後悔しない家づくりにつながります。

私たちは、お客様の暮らし方や土地の特徴を丁寧に読み取りながら、見た目の美しさだけでなく、毎日を心地よく過ごせる住まいをご提案しています。