【カーテンレスで暮らすふたつの庭と静謐な平屋】Part 2 玄関の間接照明だけでは照らせない場面とは?

 

玄関収納と沓脱石、帰宅時と廊下の往来を考えた照明計画

今回ご紹介する玄関では、サイドに収納を設け、お施主様が選ばれた沓脱石を取り入れています。

照明は、帰宅時にセンサーで点灯する間接照明と、廊下の往来を照らすダウンライトを組み合わせています。

玄関扉を開けて入るときと、家の中で廊下を通るとき、それぞれの動きに合わせて明かりを使えるよう計画しました。

収納する場所、好みを反映した石、日々の動きに合わせた照明。

玄関のサイドに、さまざまな物をしまえる収納

玄関のサイドには、さまざまな物をたくさん収められるよう収納を設けています。

足元の沓脱石や玄関ホールの照明とあわせて、物をしまうスペースも確保しました。

お施主様が石屋さんで選ばれた沓脱石

玄関には、特徴的な沓脱石を収めています。

この石は、お施主様が石屋さんへ足を運び、ご自身で選ばれたもの。その石を、私たちの方で玄関に設置しました。

お施主様自身が選ばれた石を、玄関の足元に取り入れています。

収納や照明を計画する一方で、沓脱石にはお施主様の好みを反映しています。

帰宅時には、センサーで間接照明が点灯

玄関ホールの間接照明には、センサー式のスイッチを採用しています。

帰宅して玄関扉を開けて入ると、センサーが動きを感知して照明が点くようにしました。

玄関から入ってきたときに、間接照明の明かりが迎えてくれる計画としています。

照明計画のポイント
センサーが動きを感知する位置は、玄関扉の横。

帰宅時の動きに合わせて、間接照明が点灯する配置になっています。

廊下の往来は、ダウンライトで照らす

玄関扉の横にあるセンサーは、廊下を行き来するときには反応しないため、玄関ホールの間接照明も点灯しません。

そこで、廊下の往来時にはダウンライトで照らすよう計画しました。

POINT
帰宅時はセンサー式の間接照明、廊下を通るときはダウンライト。それぞれの場面に合わせて、照明の役割を分けています。

玄関から入るときの明かりに加えて、室内を移動するときに使う明かりも設けることで、廊下の往来時も明るく行き来できるようにしています。

好みと日々の使い方を反映した玄関に

今回の玄関では、サイドに収納を設け、足元にはお施主様が選ばれた沓脱石を取り入れました。

照明については、玄関扉を開けて帰宅する動きと、廊下を行き来する動きを分けて考えています。センサーで点灯する間接照明とダウンライトを組み合わせ、それぞれの場面で明かりを使えるよう計画しています。

お施主様が選ばれた素材を取り入れながら、収納や照明にも日々の使い方を反映した玄関をご紹介しました。

この事例に関するよくあるご質問

Q. 玄関のセンサー照明は、廊下を通るときにも点灯しますか?

点灯するかどうかは、センサーの位置や感知する範囲によって変わります。今回の住まいでは、玄関扉の横で動きを感知するため、帰宅して玄関から入ると間接照明が点灯しますが、廊下の往来時には反応しません。そのため、廊下はダウンライトで照らしています。計画時には、玄関から入る動きと室内を移動する動きの両方を確認することが大切です。

Q. 玄関に間接照明があっても、ダウンライトは必要ですか?

必要かどうかは、間接照明で照らせる範囲や、点灯する場面によって異なります。今回の住まいでは、間接照明のセンサーが廊下の往来には反応しないため、ダウンライトを設けています。間接照明だけでは明るさが不足すると説明しているのではなく、使う場面に応じて照明を分けた計画です。どの動作のときに、どの照明を使うかを確認するとよいでしょう。

Q. 玄関収納は、どのように計画すると使いやすくなりますか?

収納したい物と、出し入れする場面を整理してから、位置や大きさを検討すると計画しやすくなります。今回の住まいでは、玄関のサイドに収納を設け、さまざまな物をしまえるようにしています。具体的な収納物や棚の寸法は紹介されていません。家づくりの際には、しまいたい物の量や大きさ、使う頻度を伝え、必要な収納と出し入れのスペースを相談することが大切です。

Q. 自分で選んだ石を、玄関の沓脱石に使うことはできますか?

取り入れられる場合がありますが、石の寸法や形、設置方法について住宅会社と相談する必要があります。今回の住まいでは、お施主様が石屋さんへ行って選ばれた沓脱石を、住宅会社側で設置しています。希望する石がある場合は、購入を決める前に相談し、玄関の計画や周囲との納まりに合うかを確認するとよいでしょう。対応できる範囲は、素材や施工条件によって異なります。