「この壁さえなければ…」そんなふうに感じたことはありませんか?
家の中で仕切られた空間は、使い勝手や雰囲気に大きく影響を与えることがあります。

とくにリビングやダイニング、キッチンといった毎日使う場所では、壁ひとつで印象が大きく変わることもあります。
そこで今回は、「壁を抜く」ことによって得られる空間の開放感について、注文住宅をご検討中の方にもわかりやすくご紹介します。
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▼ 目次
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壁を抜くことで得られるメリット
壁を取り除く最大のメリットは、空間がひとつながりになることです。
視線が抜け、光や風が通りやすくなり、実際の面積以上に広く感じられることがあります。
また、家族の気配を感じやすくなり、自然とコミュニケーションが増えるという効果も期待できます。
子どもがどこにいても目が届く安心感や、家族の時間をより大切にできる間取りになります。
最近では家で過ごす時間を重視するご家庭が増えており、居心地や使いやすさの見直しが進んでいます。
壁を抜くという選択は、シンプルで効果的な手段のひとつです。
撤去できる壁・できない壁
すべての壁が簡単に取り除けるわけではありません。
建物の構造を支える「耐力壁」を撤去すると、建物全体の強度が落ちる可能性があります。
※注意:耐力壁の撤去には、構造の見直しや梁の補強工事など、専門的な知識と技術が必要です。
一方、単なる仕切りの「間仕切り壁」であれば、比較的簡単に取り除くことができます。
ただし、配線や配管が通っている場合、慎重な対応が必要です。
さらに、断熱性・気密性・音の伝わり方など、住宅性能への影響にも注意が必要です。
開放感と暮らしやすさの実例
たとえば、キッチンとダイニングの間にある壁を取り除くと、
- 料理中も家族との会話が楽しめる
- 配膳や片づけの動線がスムーズになる
ダイニングとリビングを一体化させることで、広々とした団らんの場も生まれます。
家具のレイアウトも自由度が高まり、ライフスタイルに合わせた模様替えがしやすくなります。
さらに最近は、「回遊動線」と呼ばれる間取りも注目されています。
例:リビング→キッチン→パントリー→廊下→再びリビングと回遊する動線
これは家事効率を高めるだけでなく、子どもが楽しく動き回れる安全な遊び場にもなります。
注意点と費用の目安
壁を抜く工事には、費用や工期がかかります。
元の図面ではわからない場所に配線・配管がある場合や、素材の処理に手間がかかることもあります。
■ 費用の目安:
- 間仕切り壁の撤去:数十万円〜
- 補強工事・内装仕上げを含む場合:100万円以上のケースも
工事前には、入念な確認と計画が不可欠です。
理想の空間づくりのために
壁を抜く目的を明確にすることが重要です。
- 開放感を得たいのか
- 動線を改善したいのか
- 家族との距離を近づけたいのか
目的によって、取り除くべき壁や工事内容が異なります。
信頼できる設計士や工務店と相談しながら、しっかりと計画を立てましょう。
プロの目線で、構造・動線・性能を考慮した最適な提案が受けられます。
Living Motif KIKIでは、自然素材と性能を両立した家づくりを大切にしています。
お客様一人ひとりの暮らし方に合わせて、丁寧にヒアリングし提案を行っています。
木のぬくもりを感じる素材、高断熱・高気密の施工、家族が集まる間取り。
これらをトータルに考えることで、壁を抜いたあとの空間も快適に仕上がります。
三重県で注文住宅をご検討中の皆さま、ぜひお気軽にご相談ください。
家族のカタチにフィットする心地よい空間づくりを一緒に考えていきましょう!
三重県で注文住宅を建てるリビングモチーフキキです。
