
【住んでから後悔しないために】コンセント位置と照明スイッチの失敗例と対策まとめ|注文住宅ならではの工夫とは?
今回は、三重で家づくりを考えている方に向けて、コンセントの位置と照明スイッチの配置に関するよくある後悔とその対策を解説します。
「ここにあったらよかったのに…」「毎回動線が面倒」——そう感じてしまうのは、設計段階での“暮らしの想像力”の不足が原因かもしれません。
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▼ 目次
■ 三重で自然素材の注文住宅を建てるなら“生活動線×設備”の連動を
■ まとめ|住んでから気づく“当たり前”を、最初からデザインする
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よくある失敗1:コンセントが足りない・遠い
■ こんな事例があります
- 掃除機のコンセントが届かない
- キッチン家電を複数使うとタコ足配線になる
- スマホ充電が思うところで出来ない
■ 原因
- 家電や生活動線を十分に想定せずに位置を決めた
- 将来のライフスタイル変化を考慮できていなかった
■ 対策
- 家具や家電の配置を図面に落とし込む
- スマホ・掃除機・Wi-Fiなど“使う場所”から逆算する
- 余裕をもった配置&数を確保(「とりあえず多め」が基本)
- 現場で確認
よくある失敗2:照明スイッチの場所が不便
■ こんな事例があります
- 寝室でベッドに入ってから照明を消せない
- 廊下や玄関で手探りでスイッチを探す
■ 原因
- スイッチ操作のタイミングを想像できていない
- 帰宅時・就寝時の動線を考慮していない
■ 対策
- 生活動線と“照明OFFの動き”を一緒にシミュレーション
- 寝室はベッド横にもスイッチを設ける
- 廊下は“3路スイッチ”で両端どちらからもON/OFFできる設計に
よくある失敗3:インテリアとの干渉・見た目の違和感
■ こんな事例があります
- アクセントウォールの中央にコンセントがあり、デザインが台無しに
- ニッチや飾り棚の真横にスイッチがあって見栄えが悪い
■ 原因
- 内装と電気計画が別々に検討されてしまった
■ 対策
- インテリアと電気配線は一体でプランニング
- デザインを重視する壁には極力設置を避ける or 目立たない仕様(色・高さ)に
- 照明スイッチは壁の端など“視界に入りにくい場所”に配置を検討
よくある失敗4:子どもの成長や家族構成に対応できない
■ こんな事例があります
- 子ども部屋のコンセントが少なく、将来パソコンや学習机で困る
- 家族が増えた時に延長コードだらけに
■ 原因
- 現在の生活だけを基準にして設計した
■ 対策
- 将来の利用シーン(子どもの成長・趣味・在宅ワーク)まで見越して計画
- 汎用性の高い位置や、可変性のあるレイアウトを意識
よくある失敗5:外構や屋外の電源を忘れていた
■ こんな事例があります
- イルミネーションや電動工具を使いたいが外に電源がない
- EV車の充電を考えておらず後から追加工事に
■ 原因
- 外構工事との連携不足、長期的視点の欠如
■ 対策
- 外コンセントは玄関・勝手口・駐車場・庭先などに最低1か所ずつ
- 太陽光・蓄電池・EVの導入予定があれば“屋外電源計画”もセットで考える
三重で自然素材の注文住宅を建てるなら“生活動線×設備”の連動を
無垢材の床や塗り壁など、自然素材を活かした家では、“便利さ”と“美しさ”の両立が求められます。
● スッキリ見せるための工夫
- 床・壁と同系色のプレート選び
- 高さをそろえた配置で視線を整える
- 家具に隠れる場所をあらかじめ設ける
まとめ|住んでから気づく“当たり前”を、最初からデザインする
照明スイッチやコンセントの失敗は、暮らし始めてから“じわじわ”効いてくる後悔ポイントです。
逆に言えば、設計段階で動線や生活をしっかり想像できれば、未然に防げるポイントでもあります。
- 動線をベースにした位置計画
- 家族の未来を見据えた柔軟な設計
- 見た目にもこだわった電気配線計画
注文住宅を検討されている方は、“暮らしのシーン”を細かく想像しながら、設計士と一緒に照明・電源計画を進めていくことをおすすめします。
三重県で注文住宅を建てるリビングモチーフキキです。