注文住宅で「コンセントの失敗」を防ぐ5つのポイントとは?
注文住宅の計画を進める中で、意外と見落としがちな“コンセントの位置”。
「家具を置いて気づいたら、使いたい場所にコンセントがない…」
「キッチン家電を一度に使えない!」
「掃除機をかけるたびに延長コード…」
そんな“暮らしにくさ”を抱えてしまった先輩たちは少なくありません。
「キッチン家電を一度に使えない!」
「掃除機をかけるたびに延長コード…」
そんな“暮らしにくさ”を抱えてしまった先輩たちは少なくありません。
今回は、注文住宅でよくある「コンセントの失敗例」と、それを防ぐための5つのポイントについて、三重で自然素材の家づくりを行う私たちが実例を交えながら解説させて頂きます。
目次
- 1. 注文住宅におけるコンセントの失敗、なぜ多い?
- 2. コンセントの位置が暮らしに与える影響とは
- 3. よくある後悔と実際の失敗例
- 4. 後悔しないための5つのポイント
- 5. まとめ:図面では見えない「生活動線」まで考えることがカギ
1. 注文住宅におけるコンセントの失敗、なぜ多い?
注文住宅は自由度が高い分、決めることがたくさんあります。その中でコンセントは「つい後回しになりやすい項目」のひとつです。
- 間取りや外観、素材の検討に注力しすぎてしまう
- 住み始めてからの生活を具体的にイメージしづらい
- 電気工事の図面が専門的で分かりにくい
こうした理由から、「建ててみて初めて不便に気づく」というケースが多く見受けられます。
2. コンセントの位置が暮らしに与える影響とは
コンセントは、現代の生活には欠かせない設備です。位置や数が適切でないと、以下のような不便さにつながります。
- 家電の使用に制限が出る
- 延長コードが増え、見た目が雑然とする
- 掃除や家事の効率が下がる
- 暮らしの安全性に影響する(たこ足配線によるリスク)
また、使いたい場所にコンセントがないことで「理想の家具配置」ができなくなるなど、見た目や暮らし心地にも大きく影響します。
3. よくある後悔と実際の失敗例
ここでは、実際にあった後悔の声をいくつかご紹介します。
- 失敗例①:キッチン周りのコンセントが足りない
→炊飯器、電子レンジ、ケトル、ミキサー…意外と多いキッチン家電。コンセントが2口だけでは足りず、延長コードで対応している方も。 - 失敗例②:掃除機の使用に不便
→1階のコンセントが端にしかなく、毎回コードの差し替えが必要に。掃除が億劫に感じてしまう原因に。 - 失敗例③:ダイニングテーブルでPC作業ができない
→テーブルの近くにコンセントがなく、スマホやノートPCの充電が不便。今は在宅ワークや学習でもテーブル利用が増えています。 - 失敗例④:ベッド横にコンセントがない
→スマホの充電や照明器具を使いたいのに、延長コードがベッド周りに伸びてしまい、見た目も安全性も悪化。
4. 後悔しないための5つのポイント
それでは、注文住宅でコンセントの後悔を防ぐための具体的なポイントを5つご紹介します。
- ポイント1:家電リストを作ってから計画する
→今持っている家電+将来欲しいものまでリスト化。配置を想定したうえで、必要な場所と数を明確にしておきましょう。 - ポイント2:暮らしのシーンを細かく想像する
→「朝の支度」「夕飯づくり」「寝る前の習慣」など、1日の動きを想像すると、使いたい位置が見えてきます。 - ポイント3:家具の配置を先にシミュレーションする
→ソファ、ベッド、冷蔵庫など大型家具はもちろん、リビングテーブルやチェストも。配置が変われば、隠れるコンセントも出てきます。 - ポイント4:配線が目立たない工夫を
→足元ではなく腰高に設置したり、マルチメディアコンセントを採用したりすることで、スッキリとした空間が保てます。 - ポイント5:プロとの打合せを丁寧に
→私たちのような注文住宅の設計士は、「暮らしの想定」をヒアリングしながら配置をご提案します。遠慮なくご要望をお聞かせください。
5. まとめ:図面では見えない「生活動線」まで考えることがカギ
コンセントの配置は、一見小さなことのように思えますが、暮らしの満足度に大きな影響を与えます。
図面上で見るとわかりにくいかもしれませんが、実際の生活動線を丁寧にシミュレーションすることが、失敗を防ぐ一番の近道です。
Living Motif KIKIでは、お客様の暮らし方に深く寄り添いながら、照明やコンセントひとつひとつまで丁寧にご提案させて頂いています。
後悔のない家づくりのために、まずは「いつ・どこで・何を使うか?」を一緒に考えてみませんか?
三重県で注文住宅を建てるリビングモチーフキキです。
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