暮らし始めてから「あれ、ここにもコンセントが欲しかった……」そんな後悔を耳にすることは少なくありません。
とくに注文住宅を建てる際、「とりあえず多めに設置しておけば安心」と考える方も多いのですが、本当にそれで暮らしやすい家になるのでしょうか?
今回は、コンセントの数と配置の考え方について、快適な暮らしのために押さえておきたいポイントを解説させて頂きます。
【目次】
- なぜ「多めにしておく」が失敗につながるのか
- 家電の使い方から逆算するコンセント計画
- 空間ごとのおすすめ配置と注意点
- コンセント計画の成功例・失敗例
- 生活スタイルに合わせた提案ができる工務店とは
- まとめ:後悔しないために大切なのは「数」より「場所」
なぜ「多めにしておく」が失敗につながるのか
注文住宅の計画中、「コンセントの数は多めにしておこう」とアドバイスされることはよくあります。しかし、それだけで快適な暮らしにつながるとは限りません。
- 必要のない場所に無駄なコンセントが増える
- 見た目がごちゃつき、デザイン性を損なう
- 使い勝手の悪い位置にあると結局使わなくなる
つまり、単に数を増やすのではなく、「どこで」「何に使うか」を明確にすることが大切です。
家電の使い方から逆算するコンセント計画
まずは、日常生活でよく使う家電製品をリストアップしてみましょう。
たとえば、
- キッチン:冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、トースター、電気ケトルなど
- リビング:テレビ、ルーター、加湿器、スマホ充電器など
- 洗面所:洗濯機、乾燥機、ドライヤー、電動歯ブラシなど
これらがどの位置で使われるかを想定して、そこからコンセントの「数」と「高さ」を逆算していくことが必要です。
空間ごとのおすすめ配置と注意点
●キッチン
- 調理家電が集中するため、数と配置に特に注意
- カウンター下やパントリー内にも忘れず設置
●リビング
- テレビまわりはコードの整理も考慮した配置に
- スマホ・タブレット用の充電スペースを想定
●寝室
- ベッドサイドに1人1口は必須(スマホ・照明)
- クローゼット内やデスク用も検討
●洗面・脱衣所
- 水に配慮した設置位置が必要
- ヒーターや乾燥機を使うなら容量も要チェック
●外構・玄関
- 電気自動車、防犯カメラ、イルミネーション用にも
コンセント計画の成功例・失敗例
●成功例
- スマホ充電ステーションを設けたことで、家族の充電場所が定着しリビングがすっきり
- キッチンカウンター下にコンセントを配置して、調理家電を臨機応変に使えるようになった
●失敗例
- 冷蔵庫のコンセントが高すぎてコードが浮いてしまった
- 寝室の照明スイッチがベッドに寝ながら届かず不便
生活スタイルに合わせた提案ができる工務店とは
自然素材の注文住宅を提供する当社Living Motif KIKIでは、
- 暮らし方に寄り添ったヒアリング
- 具体的なシミュレーションと提案図面の提示
- 無駄な施工コストをかけない効率的な設計
といったきめ細かな対応で、コンセント計画の段階からお客様の暮らしやすさを追求しています。
お打ち合わせの際には「今のお住まいで不便なところ」もぜひお聞かせください。そこにヒントが隠れていることも多いです。
まとめ:後悔しないために大切なのは「数」より「場所」
コンセントは「とりあえず多めに」ではなく、「暮らし方を想定した最適な場所に、必要な数を」がこれからのスタンダードです。
・コンセントが目立たずインテリアに溶け込む工夫
・自然素材の空間にマッチするデザイン提案
・将来のライフスタイルにも対応できる柔軟性
・自然素材の空間にマッチするデザイン提案
・将来のライフスタイルにも対応できる柔軟性
このような視点で、コンセントの配置を考えてみてください。
Living Motif KIKIでは、お客様と対話しながら「暮らしに寄り添う住まいづくり」をご提案しております。
三重県で注文住宅を建てるリビングモチーフキキです。
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