KIKI STAFF 自己紹介

吹き抜けは寒い?メリット・デメリットと快適にする工夫

公開日:2025/06/13(金) 更新日:2025/06/13(金) 家づくりコラム

家づくりを考える際に「吹き抜けのあるリビングに憧れる」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

開放的で明るい空間を演出できる吹き抜けですが、一方で「寒そう」「光熱費がかかりそう」といった不安の声も聞かれます。

 

今回は、吹き抜けのメリット・デメリット、そして快適にするための工夫について解説させて頂きます。

 

 

吹き抜けのメリット

開放感が抜群 吹き抜けの最大の魅力は、空間の広がりを感じられることです。同じ床面積でも、天井が高いだけでより広く感じることができます。

採光が良くなる 高い位置に窓を設けることで、たっぷりと自然光を取り入れることができます。周囲に建物がある立地でも明るい室内を実現できます。

風通しが良い 吹き抜けによって上下の空気が循環しやすくなるため、窓の配置次第では自然な風通しの良さを得ることができます。

デザイン性が高い 空間に変化をつけられるため、スタイリッシュなデザインに仕上がります。リビングのシンボルとして、おしゃれな空間を演出できます。

 

吹き抜けのデメリット

冬場に寒くなりやすい 暖かい空気は上に逃げる性質があるため、吹き抜けがあると暖房効率が低下しやすくなります。

音が響きやすい 吹き抜けによって上下階がつながるため、生活音や声が響きやすくなります。家族のプライバシーを重視する場合は注意が必要です。

施工コストがかかる 吹き抜けを設けることで、建築コストが上がる可能性があります。また、壁が少なくなるため、収納スペースが減ることも考えられます。

メンテナンスが大変 高い位置の窓の掃除や、照明の交換が手間になることがあります。メンテナンスしやすい設計を考えておくことが重要です。

 

吹き抜けを快適にする工夫

高性能な断熱材を使用する 家全体の断熱性能を高めることで、冬場の寒さを軽減できます。特に天井部分の断熱を強化すると効果的です。

床暖房を導入する 足元から暖かさを感じる床暖房を採用することで、吹き抜け特有の寒さをカバーできます。

シーリングファンを設置する シーリングファンを活用することで、上にたまる暖気を循環させ、室内全体を暖めることができます。

窓の配置を工夫する 冬は日射をしっかり取り入れ、夏は日差しを遮るような窓の配置にすることで、快適な室温を保ちやすくなります。

可動式の間仕切りを設ける 必要に応じて空間を区切れるような可動式の間仕切りを設置すると、冷暖房の効率が向上します。

 

まとめ

吹き抜けのある家は、開放感や採光性といった大きなメリットがありますが、寒さやメンテナンスの面で注意が必要です。

しかし、断熱性を高めたり、暖房設備を工夫したりすることで、快適に過ごせる住まいを実現できます。

 

家づくりを考えている方は、吹き抜けのメリット・デメリットをしっかり理解した上で、自分たちのライフスタイルに合った設計を検討してみてください。

 

  


 

三重県で注文住宅を建てるリビングモチーフキキです。

新築、リフォーム、土地探しはお任せください!