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漆喰壁はメンテナンスが楽?汚れ対策とお手入れ方法を徹底解説

公開日:2025/11/04(火) 更新日:2025/10/31(金) 家づくりコラム

今回は「漆喰壁のメンテナンス」について、解説させて頂きます。

注文住宅をご検討中の方の中には、「自然素材の家にしたいけど、漆喰壁って汚れやすい?手入れが大変?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

特に小さなお子様がいるご家庭や、ペットと暮らしているご家庭にとっては、壁の清潔さやお手入れのしやすさは気になるポイントです。

 

そこで今回は、漆喰壁の特徴やメンテナンス性、具体的なお手入れ方法、汚れを防ぐ工夫などについて、解説いたします。

漆喰とは?自然素材ならではの魅力

漆喰(しっくい)は、石灰石を主原料とする自然素材の塗り壁です。

古くから日本の城や蔵の壁に使われてきた素材で、耐久性や調湿性、抗菌性などに優れていることで知られています。

特に注文住宅においては、以下のような理由から人気が高まっています。

 

■ 漆喰のメリット:

 - 有害物質を含まないため、健康に配慮した住まいが実現できる

 - 湿気を吸収・放出して、室内を快適に保つ

 - 静電気を帯びにくく、ホコリがつきにくい

 - 白く美しい質感で、空間が明るくなる

これらの点から、子育て世帯やアレルギーが気になるご家庭にも適した素材といえると思います。

漆喰壁のメンテナンスは本当に楽なの?

漆喰は静電気を帯びにくいため、ホコリやチリが壁に吸着しにくいという特性があります。ビニールクロスなどと比べても、日常的な汚れがつきにくいのが特徴です。

調湿性にも優れており、カビやダニの発生を防ぐ効果もあります。特に三重県のように四季がはっきりした地域では、こうした機能がありがたいですよね。

汚れがついた場合もご自身で簡単に補修が可能です。消しゴムやヤスリで落とせるほか、専用の漆喰を使って塗り直すこともできます。

 

漆喰壁の汚れ対策とお手入れ方法

【日常のお手入れ】

■ 掃除の基本:

 - ハタキや乾いた布でやさしくホコリを払う

 - 掃除機のソフトブラシを使って表面をなでる

 - 水拭きは基本的にNG(シミの原因になるため)

【汚れの種類別お手入れ法】

■ 汚れ別対処法:

 - 手垢:消しゴムやメラミンスポンジで軽くこする

 - 食べ物のシミ:乾いた布で吸い取った後、ヤスリで軽く削る

 - 落書き(鉛筆・クレヨン):サンドペーパーで表面を削って落とす

 - ペットのひっかき傷:補修用漆喰で上塗りして修復

削る・上塗りすることで新品のような状態に戻せるのも、漆喰壁の大きな魅力です。

 

生活スタイルに合わせた汚れ対策

小さなお子様がいるご家庭

■ 対策例:

 - 腰壁や木材パネルで壁の下部を保護

 - キッチン周りはキッチンパネルなどとの併用がおすすめ

ペットと暮らしているご家庭

■ 対策例:

 - ケージやキャットタワーの周辺に壁を保護するシートを設置

 - 引っかきやすい箇所はあらかじめ素材を変えるなど工夫を

玄関・廊下など汚れやすい場所

■ 対策例:

 - 拭き掃除がしやすいよう、調湿壁材と組み合わせて使う

 - 濃い色味の漆喰を選ぶことで汚れが目立ちにくくなる

 

まとめ|漆喰壁は「汚れにくく、お手入れもしやすい」自然素材

漆喰壁は、見た目の美しさとメンテナンス性を兼ね備えた優れた自然素材です。

日常的なケアも難しくなく、ちょっとした汚れならご自身で簡単に補修できます。

「自然素材の家にしたいけど、手入れが大変そう」と思っていた方も、ぜひ漆喰壁を前向きにご検討ください。

健康的で心地よい住環境を実現するための、心強い味方になるはずです。

 

  


 

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