注文住宅を検討されている方にとって、建物のデザインや間取り、素材選びは大きな楽しみのひとつですよね。
しかし意外と見落とされがちなのが、「火災保険」の存在です。
「家の性能で金額が変わるって本当?」
という声をよく耳にしますが、実は建物の構造や性能によって、保険料は大きく変わります。
この記事では、火災保険の基本的な仕組みから、注文住宅における性能と保険料の関係まで、わかりやすく解説していきます。
無駄な出費を防ぎ、安心して住まいを守るための知識として、ぜひ参考にしてください。
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▼ 目次
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火災保険ってそもそもどんな保険?
火災保険とは、住宅や家財が火災・落雷・風災・水災・盗難などの損害を受けたときに補償される保険です。
加入は法律上の義務ではありませんが、住宅ローンを組む際には金融機関から加入を求められるケースがほとんど。
もちろん、持ち家であっても、万が一の災害に備えて加入しておくことが重要です。
保険料はどうやって決まるの?
火災保険の保険料は、主に以下の要素で決まります。
■ 保険料を左右する要素:
- 建物の構造種別
- 建物の所在地(都道府県・地域)
- 建物の築年数や耐火性能
- 補償内容(火災・風災・水災など)
- 保険金額(=補償する建物・家財の評価額)
- 加入期間(1年〜最長10年)
この中でも特に大きな影響を与えるのが、「構造種別」=家の性能なのです。
「構造等級」で変わる保険料の仕組み
火災保険において、建物はその構造や火災に対する強さに応じて、次の3つの構造等級に分類されます。
■ 構造等級と特徴:
- M構造:耐火・準耐火構造(主に鉄筋コンクリート造・一部木造耐火)
→ 火災に強く、最も保険料が安い
- T構造:準耐火構造の木造住宅
→ M構造よりは高いが、H構造より割安
- H構造:一般木造住宅(非耐火・非準耐火)
→ 最も保険料が高くなる傾向
つまり、同じ大きさの家でも、耐火性能が高ければ火災保険料は安くなるという仕組みです。
注文住宅なら性能を上げて“保険料を抑える”ことができる
注文住宅の魅力は、自由に性能を選べること。たとえば…
■ 性能向上の工夫例:
- 耐火構造の素材や工法を選ぶ
→ 外壁材に窯業系サイディングや不燃材を使用することで、火に強い外装が実現できます。
- 準耐火構造として認定を受ける設計
→ 火災が起きた際に延焼を防ぐ構造設計(例:ファイヤーストップ構造)で、T構造やM構造として認定され、保険料が抑えられます。
- 防火地域・準防火地域での対応
→ 設計の工夫次第で、保険料に優遇が受けられる構造が可能です。
火災保険だけじゃない!他の保険料にも影響が
家の性能は、火災保険だけでなく、地震保険の料率にも影響します。
たとえば、耐震等級を取得している住宅は、最大50%の割引が適用されることも。
また、省エネ性能が高ければ、各種助成金の対象になったり、将来的な光熱費も抑えられたりと、トータルでの家計負担が減っていきます。
工務店と相談しながら“賢い家づくり”を
地域密着型の工務店なら、三重県の気候風土や災害リスクに配慮しながら、耐火性・耐震性・省エネ性などバランスの取れた家づくりを提案してくれます。
■ 工務店との連携でできること:
- 火災保険料を抑える構造・素材の選定
- 長期優良住宅・ZEHなどの認定取得
- ランニングコストまで含めたトータル提案
こうした“建ててからのコストまで見据えた家づくり”ができるのは、自由度の高い注文住宅ならではの魅力です。
まとめ:性能アップ=安心+節約につながる
火災保険は「入って終わり」のものではなく、家の性能によって費用が変動する“ランニングコスト”の一部です。
だからこそ、家づくりの初期段階から、「保険のこと」も視野に入れて設計することが、長い目で見てとても重要です。
構造や耐火性に配慮することは、家族の安全を守るだけでなく、日々の安心と家計の節約にもつながります。
三重県で注文住宅をお考えの方は、ぜひ保険料の視点も含めてご相談ください。
三重県で注文住宅を建てるリビングモチーフキキです。

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