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暮らしをもっと快適に。センサーライトを玄関・廊下・トイレで上手に使う方法

公開日:2025/11/06(木) 更新日:2025/11/04(火) 家づくりコラム

今回はセンサーライトの取り入れ方と、玄関・廊下・トイレでの便利な活用術について、解説させて頂きます。

夜間の移動や照明の消し忘れ、家事中の手のふさがり。こうした日常の小さな不便を、センサーライトはさりげなく解決してくれます。

特に、注文住宅の設計段階で取り入れることで、暮らしの快適性が格段に高まるアイテムのひとつです。

この記事では、センサーライトの基礎知識から、設置場所ごとの活用術、設計時に気をつけたいポイントまで、分かりやすくご紹介します。

 

センサーライトってどんな照明?

センサーライトとは、人の動きや周囲の明るさに反応して自動で点灯・消灯する照明です。

主に次の2タイプがあります。

 - 人感センサー式:人の動き(赤外線)を感知して点灯する

 - 明暗センサー式:周囲が暗くなったことを感知して点灯する

中には、両方の機能を兼ね備えたタイプもあり、より細かな調整が可能です。

また、設置方法には以下の種類があります。

 - コンセント式/電池式(後付けが簡単)

 - 配線直結式(新築時に組み込むタイプ)

注文住宅では、壁や天井に配線する設計型センサーライトを選ぶと見た目もすっきりし、性能面でも安定感があります。

 

玄関におすすめのセンサーライトの使い方

玄関まわりは、センサーライトの活用に最も適した場所のひとつです。

 - 帰宅時に自動点灯:鍵を開ける手元が暗くならず、荷物が多いときも安心

 - 防犯対策として:不審者への威嚇効果がある

屋外用には防水性のあるタイプを選ぶ必要があります。加えて、足元だけでなく顔まわりまで照らす照度があると、来客時にも印象が良くなります。

 

廊下に設置すれば、夜中の移動も安心

暗い廊下は、特に夜中のトイレやリビングへの移動時に不便です。

 - 自動点灯で足元が見やすくなる

 - 高齢者や小さなお子さまの転倒防止につながる

 - 壁に設置するフットライト型で、眩しさを抑えたやさしい照明

特に天井照明とは別に、壁際に低い位置で配置することで、深夜の視認性と快適性を両立できます。

 

トイレは自動点灯・自動消灯でストレス軽減

トイレにもセンサーライトの相性は抜群です。

 - 暗い中でも自動で点灯するため、スイッチを探す必要がない

 - 用を足したら自動で消灯するので、消し忘れを防げる

 - 小さなお子さんにも扱いやすく、トイレトレーニングの負担軽減にもつながる

夜中に強い照明が目に入ると覚醒しやすいため、明るさ控えめのタイプを選ぶのがポイントです。

 

センサーライトの配置で気をつけたいポイント

便利なセンサーライトですが、配置の工夫をしないと誤作動や点灯しないトラブルも起こり得ます。

 - 動線を横切るように設置する(正面より横方向に反応しやすいため)

 - カーテンの揺れやエアコンの風など、誤反応を起こす要因を避ける

 - 明るすぎず、眩しすぎない光色(電球色)を選ぶと、リラックス感も損なわない

設置位置と角度は、設計段階で照明計画に組み込むとベストです。

 

注文住宅だからこそできる照明計画のコツ

センサーライトは、後付けでも導入できますが、配線や美観を考えると新築時に計画しておくのが理想的です。

 - センサーの範囲を想定したスイッチ・コンセントの配置

 - 家族構成や生活リズムに合わせた照度と設置高さの調整

 - 将来、子どもが成長したり介護が必要になったときの使い勝手も考慮した設計

家の中の「移動」がもっとも多い場所を中心に、“動きに寄り添う照明”を取り入れることで、暮らしはぐんと快適になります。

 

快適な暮らしは“照明”から

スイッチに手を伸ばす手間、照明の消し忘れ、夜のつまずき——。

どれも暮らしの中でよくある小さなストレスです。

センサーライトをうまく取り入れることで、

 - 夜の移動が安全に

 - 家事や育児の効率がアップ

 - 高齢者にもやさしい家づくり

といったメリットが得られます。

注文住宅を建てる際は、「光の動き」も意識した照明計画を立ててみてください。

 

  


 

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