ダイニングの照明は、空間の印象や家族の会話を左右する大切な要素です。
特にペンダントライトは、デザイン性も高く、家の雰囲気づくりに欠かせません。
今回は、ペンダントライトをダイニングに使うときの高さと間隔の黄金バランスについて、家づくりを検討されている方に向けて、解説させて頂きます。
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▼ 目次
■ ペンダントライトは“飾り”だけじゃない!光の質で食卓が変わる
■ ダイニングに使うときの高さ|基本はテーブルから60〜80cm
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ペンダントライトは“飾り”だけじゃない!光の質で食卓が変わる
ペンダントライトは単なるインテリアではなく、光の広がり方や影の出方によって、食事の印象や家族の雰囲気に大きく影響を与えます。
特に、無垢材のダイニングテーブルや自然素材のインテリアと組み合わせることで、照明の光が木の質感を引き立て、あたたかみのある食卓を演出します。
ダイニングに使うときの高さ|基本はテーブルから60〜80cm
ペンダントライトの高さは、ダイニングテーブルの天板から60〜80cmの範囲が目安です。
この高さにすることで、
- まぶしさを感じにくい
- テーブル上をしっかり照らせる
- 会話の妨げにならない
というメリットがあります。
天井が高い家の場合は、器具のサイズや光の拡散性も加味して調整が必要です。
複数灯の場合の間隔は?|真ん中基準で均等配置がカギ
ペンダントライトを2灯以上設置する場合、テーブルの中心を基準に等間隔で配置するのが基本です。
たとえば、幅160cmのダイニングテーブルに2灯設置する場合、
- 中心から左右に約30〜40cm
- ライト同士の間隔は60〜80cm
程度がバランス良く見えやすくなります。
照明器具の大きさやデザイン、光の広がり方によって微調整が必要になるため、照明専門のスタッフや設計士と事前に相談しておくのがおすすめです。
光の色と器具の素材で“料理の見え方”が変わる
ペンダントライトを選ぶときは、光の色(色温度)と照明器具の素材も重要な要素です。
- 電球色(2700K前後):料理をおいしそうに見せる、あたたかみのある光
- 温白色(3500K前後):明るさと落ち着きのバランスが良い
- 昼白色や昼光色(5000K以上):食卓にはやや冷たく見えることがある
また、シェードが金属やガラスの場合は光の広がり方が直線的になるため、拡散タイプのLED電球との組み合わせが効果的です。
よくある失敗例とその対策
■ まぶしすぎる
- 光源が目に入りやすい高さだとまぶしく感じやすいので、60〜70cmを意識。調光機能付きにするとベスト。
■ 陰が強く出てしまう
- 小型のスポット型照明だけだとテーブルに濃い影ができがち。拡散型の光を取り入れるとやわらかい印象に。
■ 空間が狭く感じる
- 器具のサイズと天井の高さのバランスが悪いと、圧迫感が出る。細身のデザインやガラス製を選ぶと開放感を損ねない。
三重で自然素材の家を建てる方におすすめの照明計画
自然素材を使用した家では、素材の持つあたたかさや質感を引き立てる照明選びが大切です。
ペンダントライトは、その“引き立て役”としても非常に優秀です。
■ 特におすすめの理由:
- 無垢材のダイニングテーブルと相性が良い
- 空間全体にやさしい光が広がる
- 天井が高くても主張しすぎない
といった理由から、ナチュラル系の家にマッチしやすい傾向があります。
まとめ|ペンダントライトは“高さと間隔”で空間が変わる
ダイニングは家族が集まり、食事と会話を楽しむ大切な場所。
だからこそ、ペンダントライトの高さや間隔を丁寧に設計することが、快適な暮らしづくりにつながります。
■ ポイントまとめ:
- 高さの目安はテーブルから60〜80cm
- 2灯以上は中心から等間隔に配置
- 光の色・素材選びも空間演出に直結
注文住宅を検討中の方は、ぜひ照明計画も含めて“暮らしのシーン”を想像しながら家づくりを進めてみてください。
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三重県で注文住宅を建てるリビングモチーフキキです。