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コストをかけるべきポイントと節約できる部分の見極め方

公開日:2025/12/08(月) 更新日:2025/12/08(月) 家づくりコラム

家づくりにおけるコストのかけ方と節約ポイントについて、解説させて頂きます。

注文住宅を検討する中で、「予算内で理想の家を建てられるだろうか?」と不安に感じる方は少なくありません。

限られた予算の中で、どこにコストをかけ、どこで節約すべきかを見極めることが、満足度の高い家づくりの鍵となります。

 

 

この記事では、三重県での注文住宅を前提に、長く快適に暮らせる家づくりのために本当に必要なコストのかけ方と、無理なく節約できるポイントを解説します。

 

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▼ 目次

コストをかけるべき5つの重要ポイント

節約できる部分とその工夫

コスト配分の考え方:10年後、20年後を見据えて

かけるところ、抑えるところを見極めて満足度の高い家に

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コストをかけるべき5つの重要ポイント

注文住宅では、初期コストだけでなく、将来的なメンテナンス性や快適性も視野に入れてコストをかけるべき箇所があります。

断熱性能と気密性

 - 三重県は夏は暑く冬は寒いため、快適な室内環境を保つには断熱・気密性能の高い住宅が不可欠です。冷暖房効率が上がり、光熱費の節約にもつながります。

構造材・基礎工事

 - 見えない部分こそ手を抜けません。地震に備える意味でも、耐震性に優れた構造材や確かな基礎工事にはしっかり投資すべきです。

水回り設備(キッチン・浴室・トイレ)

 - 毎日使う場所なので、耐久性・使い勝手・掃除のしやすさを重視して選びましょう。安易に安価な設備を選ぶと、後々の交換コストが高くつく可能性があります。

収納計画

 - 「収納はあとで家具で対応すればいい」と思われがちですが、設計段階でしっかり確保した方が見た目も機能性も向上します。

自然素材や仕上げ材

 - 床材や壁など、日々触れる部分には身体にやさしく長持ちする素材を選びたいところです。無垢材や漆喰などの自然素材は、初期コストはやや高めでも、メンテナンス性や快適性に優れています。

 

節約できる部分とその工夫

予算を抑えるためには、優先順位を明確にし、工夫でカバーできる部分を見極めることが大切です。

外構工事は段階的に考える

 - 駐車スペースや庭づくりは、住み始めてから少しずつ手を加える方法も。最初から完璧を求めず、将来のDIYも視野に入れた設計がおすすめです。

設備のグレードダウン

 - 高性能すぎる設備は本当に必要か?を見極めましょう。たとえば浴室乾燥機やタッチレス水栓など、ライフスタイルに合わない機能は省く選択もありです。

内装の一部をシンプルに

 - 壁紙や建具などは、ベーシックなデザインを選ぶことでコストダウンできます。後々リフォームで好みに合わせる余地も残せます。

間取りのコンパクト化

 - 無駄な廊下や広すぎる部屋はコスト増の原因になります。生活動線を考慮しながら必要十分な広さに抑える工夫が有効です。

 

コスト配分の考え方:10年後、20年後を見据えて

家づくりは一時の満足ではなく、長く快適に暮らすための投資です。目先の金額だけで判断するのではなく、

 - 将来的に後悔しないか

 - ランニングコスト(光熱費・修繕費)にどう影響するか

 - 家族構成や暮らし方の変化に対応できるか

といった視点で判断すると、コスト配分のバランスが取りやすくなります。

特に三重県のような自然環境の変化が大きい地域では、季節ごとの快適性や耐久性を左右する部分には、長期的な視点で投資することが重要です。

 

かけるところ、抑えるところを見極めて満足度の高い家に

注文住宅の魅力は、自分たちの価値観に合わせて、自由に選択できることです。

だからこそ、しっかりと優先順位を整理し、長く愛せる家にするための賢いコスト配分が大切になります。

 

  


 

三重県で注文住宅を建てるリビングモチーフキキです。

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