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【YouTube公開のお知らせ】構造躯体についての解説動画をアップしました!

公開日:2025/10/24(金) 更新日:2025/10/24(金) スタッフブログ

弊社のYouTubeチャンネルにて『構造躯体』に関する解説動画を公開しました。

家づくり初心者の方にもわかりやすく、構造の仕組みやチェックポイント、シロアリ対策や素材選びまでを丁寧に解説しています。

動画はこちら

 

 

【家づくり初心者必見】構造躯体とは?上棟直後に見ておくべきポイントまとめ

 

家づくりを始めたばかりの方にとって、「構造躯体(こうぞうくたい)」という言葉は聞き慣れないかもしれません。

建築現場でしか見られない貴重な“構造躯体”の見どころや、材質の選び方、シロアリ対策、耐震性の考え方までを、お話します。

 

 

■構造躯体とは?

構造躯体とは、家を支える骨組み部分のこと。主に「土台」「柱」「梁(はり)」がこれに該当します。

上棟直後の段階では、この構造躯体がすべて露出しているため、家づくりの中でも特に重要な“チェックタイミング”です。

 

■見てわかること/わからないこと

構造躯体の状態は、目で見て確認できる部分と、目ではわからない内部の要素があります。

  • 見える部分:柱の材質、梁の太さ、金物の施工状態など

  • 見えない部分:木材内部の欠損、構造計算に基づいた配置、含水率など

現場を訪れることで、家づくりの理解が深まるだけでなく、大工さんや現場監督と直接話す機会も生まれます。

 

■KIKIが選ぶ土台材「檜(ひのき)」

当社KIKIでは、土台部分には「檜」を使用しています。理由は、

  • 密度が高くて硬い

  • 虫がつきにくい

  • 長期間安定した強度を保つといった特性があるからです。

一方で、他社では薬剤注入された木材(栂や松など)を使うこともありますが、KIKIでは薬剤のリスクを避けるため、基本的に使用していません。

 

■シロアリ対策とベタ基礎

シロアリには2種類あり、「地中から来るタイプ」と「空から飛んでくるタイプ」がいます。
現在の住宅では、湿気を防ぐ「ベタ基礎」と「床断熱」の組み合わせで、シロアリが寄りにくい環境を作っています。

また、基礎と土台の間に「パッキン」を挟むことで、床下の通気を確保。これにより、湿気を抑え、構造材の劣化を防ぎます。

 

■無垢材と集成材の違い

構造材として使われる木材には、

  • 無垢材(一本の木から切り出されたもの)

  • 集成材(薄くスライスした木を接着剤で貼り合わせたもの)の2種類があります。

 

無垢材は調湿性に優れており、木が呼吸することで家の湿度を一定に保つ働きをします。

一方、集成材は強度が安定しやすい反面、接着剤の劣化や水分による剥離リスクも。

KIKIでは、お客様の一生に関わる家づくりだからこそ、歴史的に実績のある無垢材を選んでいます。

 

■耐震性を高める工夫

地震に強い家をつくるためには、構造全体のバランスが重要です。

  • 柱と梁の連続性(直下率)

  • 適切な筋交いの配置

  • 過剰な開口部を避けるなどの配慮が求められます。

柱の間隔は約91cm(3尺)ピッチが基本です。

芯々(しんしん)と呼ばれ、柱の中心から次の柱の中心までの距離を指します。

これを理解しておくと、建具や家具の寸法計画に役立ちます。

 

■現場見学のススメ

KIKIでは、お施主様の許可をいただいた物件について、(現場のタイミング次第とはなりますが)構造見学もご案内しています。

建築中の現場でしか見られない“家の内側”を、ぜひその目で確かめてください。

また、差し入れなどの気遣いは不要です。

現場では「見に来ていただくこと」が何より嬉しい応援になります。

 

 

ぜひ、YouTubeもじっくりとご覧頂ければ幸いです!

  


 

三重県で注文住宅を建てるリビングモチーフキキです。

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