今回は「外構予算はなぜ高いのか?」について、“地面”にお金がかかる理由を分かりやすく解説させて頂きます。

外構工事とは?
外構(がいこう)とは、建物以外の敷地まわりを整える工事のことです。
■ 代表的な外構の内容:
- 駐車場(土間コンクリート)
- アプローチ(玄関までの通路)
- 塀やフェンス、門柱
- 植栽や庭
- 玄関前の階段、スロープ
日々の使い勝手や住まいの印象を大きく左右する部分を担います。
注文住宅では「外構予算」が後回しにされがち
本体工事にばかり目が向きがちで、外構の費用を甘く見ていたために予算オーバーになった…という声はよくあります。
建物と比べて「見積もり段階で詳細が決まっていない」ことも多く、結果的に追加工事やデザイン変更で予算が膨らみやすいのです。
なぜ“地面”にお金がかかるのか?
外構工事で費用がかかる最大の理由は、「地面を整える作業の多さと難しさ」です。
1. 土地の状態が均一ではない
- 傾斜地や高低差がある場合、擁壁や土留め、階段の設置が必要
- 地盤が弱い場所は砕石やコンクリートでの補強が必要
2. 水はけ対策が必要
- 敷地の排水を考慮しないと、雨水が建物に流れ込むリスクが
- 暗渠排水や側溝、勾配調整など、見えないところに費用がかかる
3. コンクリートや石材の材料費・施工費が高い
- 土間コンクリートは1㎡あたりの単価が高額
- 石張りやタイル仕上げなどはさらに高額
- 天候や下地の状態によって施工手間も増すことがあります
4. 重機が入らないと人力作業に
- 狭小地や都市部では、重機が使えず人力施工=コスト増になるケースも
見た目以上に“土工”が重要
おしゃれな外構に見えても、その下には丁寧な下地づくりや排水設計が必ずあります。
つまり、「見えない工事=費用の正体」とも言えます。
※注意:設計段階でこれらの工事を想定していないと、後から慌てて追加費用が発生してしまいます。
事前に外構まで含めた総予算の検討が不可欠です。
外構費用の目安と内訳
建物価格の10〜15%程度が外構費用の目安とされています。
【例】建物本体:2,500万円の場合 → 外構費用:約250〜375万円
■ 外構費用の内訳例:
- 駐車場2台分(土間コンクリート):60〜100万円
- 門柱・ポスト・表札:15〜30万円
- フェンス・目隠し:40〜80万円
- アプローチ・階段:30〜50万円
- 植栽・照明・砂利:20〜50万円
デザイン性や使用する素材によっても大きく変わります。
外構予算を抑えるポイント
■ 外構コストダウンのコツ:
- 最初から外構込みで資金計画を立てる
- 段階的な施工(最低限→将来的に追加)を視野に入れる
- コンクリート面積を最小限にして砂利敷きや芝で調整
- 見た目と機能を両立したコストパフォーマンス重視の設計
特に注文住宅では、建物と外構のバランスが重要。
家だけが立派で外構が未完成だと、全体の印象が大きく損なわれてしまいます。
まとめ:見えない“地面の価値”を知っておこう
外構工事にお金がかかるのは、「装飾」ではなく「暮らしの基盤」を整える工事だからです。
見えない排水、土の高さ調整、施工の手間…これらは住みやすさ・安全性・見た目の美しさを支える土台です。
私たちは、三重県での地域特性をふまえ、敷地条件に合わせた最適な外構プランをご提案しています。
建物と同じくらい外構にもこだわることで、暮らしの快適さは大きく変わります。
外構の予算や内容でお悩みの方は、ぜひご相談ください。
三重県で注文住宅を建てるリビングモチーフキキです。

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