コロナ禍を経て、在宅ワークがすっかり定着した今、「自分だけの書斎スペースが欲しい」と考える方が増えています。

とはいえ、限られた敷地で家を建てる場合、広々とした書斎を確保するのはなかなか難しいものです。
そこで注目されているのが3帖のミニ書斎。
「3帖じゃ狭すぎるのでは?」と感じる方も多いですが、実は使い方次第でとても快適なワークスペースが作れます。
この記事では、3帖書斎のリアルな使い心地と、快適な在宅ワーク空間に仕上げるためのポイントを、注文住宅ならではの視点でご紹介します。
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▼ 目次
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3帖書斎は本当に「狭い」のか?
まず、「3帖」と聞くとどれくらいの広さをイメージしますか?1帖は畳1枚分(約1.62㎡)なので、3帖=約4.9㎡。
これはおよそ1.5m × 3.3mほどの長方形の広さになります。
この空間にデスクとチェア、本棚や棚をレイアウトするとしても、ひとり用の作業スペースとしては十分機能する広さです。
むしろ、コンパクトであるがゆえに「集中しやすい」「片づけが楽」といったメリットもあるのです。
3帖書斎のメリットとは?
■ 集中しやすい環境を作れる
- 限られたスペースは、視界に余計なものが入りにくく、集中力が高まりやすい
- 壁に囲まれた空間は、まるで小さな書庫や研究室のような落ち着きがある
■ 空間効率が高く、家全体のバランスも◎
- リビングや寝室の広さを確保しつつ書斎も設けたい場合に最適
- 延床面積を圧迫せずに間取りに組み込める
■ プライベート空間を確保できる
- 自分だけの空間で仕事に集中
- オンライン会議や電話応対も気兼ねなく行える
快適な3帖書斎をつくるための工夫
■ 1. 壁面収納で床面を広く使う
- 床置きの家具を減らし、壁一面を本棚や可動棚に
■ 2. 自然素材で仕上げて心地よさを演出
- 無垢材の床、珪藻土の壁、和紙クロスなど、肌ざわりの良い素材が◎
■ 3. 窓の配置で明るさと風通しを確保
- 自然光が入り、開放感と通気性を確保
■ 4. 照明とコンセントの配置にも配慮を
- デスク周りの明かり+複数の電源を設けておく
3帖書斎の活用スタイルいろいろ
■ 書斎+趣味部屋に
- 読書やイラスト、音楽など趣味空間としても兼用可能
■ テレワーク+家事の作業スペースに
- 書類整理や家計簿管理、裁縫などにも活用
■ 夫婦でシェアする在宅ブースに
- デスクをL字型にする、時間帯で使い分けるなど柔軟に対応
書斎づくりは注文住宅だからこそ自由自在
規格住宅や建売住宅では、書斎スペースが確保されていないことも少なくありません。
注文住宅なら生活スタイルに合わせて自由にプランニングできます。
特に三重県のように自然豊かな地域では、自然素材を活かした空間づくりも実現しやすく、心身ともにリラックスできるワークスペースが手に入ります。
地域密着型の工務店であれば、ライフスタイルや仕事の内容まで丁寧にヒアリングし、理想の書斎づくりをサポートしてくれます。
まとめ | 3帖でも“ちょうどいい”自分だけの仕事部屋に
「3帖の書斎って狭くない?」という疑問は、設計と使い方次第で「むしろちょうどいい!」という答えに変わります。
在宅ワークの効率アップやプライベート空間の確保、趣味や家事にも使える多目的スペースとしても優秀な書斎スペース。
注文住宅ならではの自由な設計と自然素材を活かした空間づくりで、心地よく集中できるミニ書斎を実現してみませんか?
三重県で注文住宅を建てるリビングモチーフキキです。

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