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暮らしが変わる!注文住宅で叶える“自由なコンセント計画”のススメ

公開日:2025/07/18(金) 更新日:2025/07/18(金) 家づくりコラム

「コンセントって、正直どこにでもあるし、あまり気にしていなかった」

そんな声を、実際に家を建てた人から聞くことがあります。

しかし、住んでからわかるのが「コンセント位置の重要性」

 

“あと30cm横だったら”“ここにもう1口あったら”…というような小さな不便が、積み重なるほどストレスに変わっていきます。

今回は、注文住宅だからこそ叶う「自由なコンセント計画」について解説させて頂きます。

今の暮らしだけでなく、これからのライフスタイルにも寄り添う設計アイデアも交えながらご紹介します。

なぜ注文住宅で“コンセント計画”が重要なのか?

注文住宅の最大の魅力は、「自分たちの暮らしに合わせてつくれること」。

間取りや収納、キッチンやお風呂にこだわる人は多いですが、実はコンセントも“暮らしの質”を大きく左右する要素です。

賃貸住宅では「使いたいところにない」「タコ足配線ばかり」「家電のコードが目立つ」など、コンセントにまつわる不満が付きものです。

これらを、注文住宅では最初から“理想の位置”に“必要な数”を計画的に設置できるのです。

コンセントで失敗しやすい5つのパターン

■ ① とりあえず壁に均等配置

 - 無駄に数が多く、実際の生活導線や家具配置と合っていないことも。

 - 対策:暮らし方・部屋の使い方を具体的にイメージしながら、“ここで何を使うか”に基づいて配置することが大切です。

■ ② リビングに口数が少ない

 - テレビ、Wi-Fiルーター、ゲーム機、空気清浄機、スマートスピーカー…必要な電源は意外と多いです。

 - 対策:テレビ裏は最低でも3〜5口、ルーター・充電スポット用にも別口を設けるのがおすすめ。

■ ③ 寝室で枕元にコンセントがない

 - スマホの充電や間接照明の設置に不便。

 - 対策:ベッドサイドの高さ・位置を想定して“手が届く場所”に設置を。USBポート付きコンセントも便利です。

■ ④ キッチンカウンター周辺に足りない

 - ミキサー、炊飯器、電気ケトル、ホットプレートなど、使いたい家電が増えてタコ足配線に。

 - 対策:アイランドキッチンならカウンター内側に設置を。料理中でも手が届きやすく、安全性も高まります。

■ ⑤ 外構・玄関周りの電源が抜けている

 - クリスマスイルミネーションや電動工具、電動自転車の充電など、外でも電源があると便利です。

 - 対策:玄関脇やガレージ、ウッドデッキ横などに“屋外対応コンセント”を設置しておくと後悔しにくいです。

“生活のシーン”から考えるコンセント配置アイデア

■ スマホ・PC充電スペースの確保

 - カウンター下にUSBポート付き

 - 可動棚の一角に充電BOXを設けてコードを隠す

 - Wi-Fiルーターと同じエリアにすることで配線もスマートに

■ 掃除機の使いやすさを考えた配置

 - 各階に1箇所ずつ充電スペースを設ける

 - ロボット掃除機の基地を造作収納の中に組み込む

 - 階段下やデッドスペースも有効活用する

■ 書斎・在宅ワークスペースの電源まわり

 - デスク天板裏に電源タップ用の隠しスペース

 - モニター2台以上を想定して、足元にも電源確保

 - 照明・モバイル機器用のUSBポートも準備しておくと安心

子育て世帯・将来を見据えた計画のポイント

■ 子どもの成長に合わせて使い方が変わる

 - 乳幼児期にはベビーモニターや加湿器、小学生になれば学習机やPC、思春期にはスマホ・タブレット。

■ ライフスタイルの変化を予測して多めに設けておく

 - 使用しない場合はコンセントカバーで隠せます。

自然素材の家 × コンセントの工夫

■ 見た目にもこだわる

 - 無垢の板張り壁に合わせて“木製コンセントプレート”を採用

 - 石膏ボードではなく漆喰壁なら、配線経路も計画段階で調整するのがおすすめ

 - 間接照明+コンセント配置で、素材を引き立てる光の演出も可能

よくある質問Q&A

Q:コンセントって多くても困らない?

→ 基本的に困りません。使用しない箇所には安全対策としてカバーを付けることができます。

Q:標準仕様では何口くらいが多い?

→ 建築会社によって異なりますが、延床30坪前後の住宅で30〜40口が平均的です。ライフスタイルに応じて+5〜10口の追加が安心です。

Q:設置後の変更は可能?

→ 完成後の追加はコストも大きくなります。着工前に“暮らしの動線を細かくイメージして”計画することが重要です。

 

まとめ|コンセントは「家電のため」ではなく「暮らしの質」を高めるもの

コンセントは“電源を取るための設備”にすぎないと思われがちですが、実は家族の暮らしやすさを支える縁の下の力持ちのような存在です。

・使いたい場所に使いたいだけあること

・配線が見えず、空間になじむこと

・家族の成長やライフスタイルに寄り添うこと

注文住宅だからこそ叶えられる“自由なコンセント計画”を、ぜひ家づくりの初期段階から取り入れてみてください。

 

  


 

三重県で注文住宅を建てるリビングモチーフキキです。

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