注文住宅を建てる際、つい建物本体の間取りや設備ばかりに目がいってしまいがちですが、実は「家の第一印象」や「暮らしやすさ」に大きく関わるのが外構・エクステリアです。
とくに最近では、SNSでも目を引くおしゃれな庭づくりや、機能的なカーポートや宅配ボックスのある外構などに注目が集まっており、「せっかく注文住宅を建てるなら、外回りにもこだわりたい」と考える方が増えています。
本記事では、暮らしに合った外構の考え方やデザインの工夫、機能性を高めるアイデア、費用面の注意点まで解説いたします。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼ 目次
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
外構・エクステリアとは?知っておきたい基本知識
まず、「外構」と「エクステリア」は似たような言葉ですが、厳密には少し意味が異なります。
- 外構(がいこう):塀・門・駐車場・アプローチ・庭など、家の外側にある構造物全般
- エクステリア:外構を含めた外観全体のデザイン性や空間演出を指すことが多い
つまり、外構が“機能”に重きを置くのに対し、エクステリアは“見た目・印象”にも配慮した空間づくりと考えるとわかりやすいでしょう。
注文住宅における外構の重要性とは?
家の外回りは、単なる飾りではなく、暮らしの快適さや家の印象を大きく左右する要素です。以下のような役割を果たします。
- 防犯性・プライバシーの確保
- 利便性の向上
- 見た目の美しさ(ファサードデザイン)
- 自然とのつながり
おしゃれで機能的な庭づくりのための5つのポイント
■ 家との一体感を大切にする
- 外壁や屋根の素材と調和したデザインで統一感を演出
■ 植栽のバランスと選び方
- 常緑樹+落葉樹のバランス
- 手入れや成長を考慮した樹種(ソヨゴ、ヤマボウシなど)
■ 照明計画で夜の表情も美しく
- アプローチや門柱に間接照明
- シンボルツリーにスポットライト
■ 家族構成・ライフスタイルに合わせる
- 芝生や家庭菜園スペース、ペット対策
■ メンテナンス性も忘れずに
- 防草シートや透水性舗装で手間を軽減
気候を踏まえた外構・庭づくりの工夫
三重県は温暖かつ雨が多い地域です。以下の工夫が有効です。
- 通風性のある目隠しフェンス
- 勾配設計・透水性舗装で水はけ改善
- 潮風に強い素材(アルミ・樹脂・天然木)
外構費用の目安と、予算内で素敵に仕上げるコツ
外構費用の目安は建物費用の10〜15%程度です。
- 例:建物費用2,500万円 → 外構費用約250〜375万円
■ コストダウンの工夫
- 優先順位を決めて後回しにできる部分を明確化
- 花壇やライトなどDIYで施工可能な部分を自分で
- 外構も建物と一括発注し中間マージンを削減
ハウスメーカーと工務店、外構における違いとは?
■ ハウスメーカーの特徴
- パッケージ型が多く、選択肢が限定的
■ 工務店の特徴
- 土地・家族構成・動線に合った設計
- 植栽や素材までトータルで提案
「デザイン性 × 機能性 × メンテナンス性」のバランスを重視した提案が魅力です。
まとめ:家の価値を高める、外構・エクステリアの力
外構・エクステリアは、住まいの“顔”であり、“暮らしの質”を高める重要な要素です。
- おしゃれな見た目
- 暮らしやすさ
- メンテナンスのしやすさ
三重県で注文住宅を検討している方は、ぜひ外構にも力を入れて理想の暮らしを実現してください。
三重県で注文住宅を建てるリビングモチーフキキです。

