施主のこだわりを妥協なく形にした平屋 | 和室・LDK・造作家具が調和する家
スタイル | Style|ナチュラル | Natural
大きな平屋のお宅。
お引渡しの折に、お施主様よりご自身の想いを色濃く妥協なく盛り込めたとお話頂けたことが印象的でした。
また、ラフ図面が出来たときに、『ここにはこれを入れて』ということを相当入念にやり取りさせて頂けたことも強い印象として残った本宅です。
広いアクセススペースを持つ玄関へのアプローチ。
階段も正面からだけでなく側面側からもアクセスし易いように計画させて頂いております。
またポスト、宅配ボックスなども玄関扉付近に設置し、門柱は無しとさせて頂きました。
寄棟をベースとしつつ、少しイレギュラーな形となっておりますが、ごくシンプルな形態ですので管理上も後々のメンテナンスも容易になって参りますかと。
玄関にシューズクロークをご希望頂きます場合、玄関ホールに窓の設置が難しいことがあります。
そうなりますと、朝から玄関の照明を使うことになりますが、それを避けると言う意味もあり、玄関扉両サイドに窓を設置するものをおススメさせて頂いております。
あるいは、玄関扉に窓部分が大きなものも良いと思いますが、朝から暗い玄関にならないようにと考えております。
W2600×H2400の大型掃き出し窓を2か所も設置させて頂いておりますので、日中は本当に明るく、気持ちの良いLDKが実現できております。
窓ですが、LDKのどこにどんな風に置くかということを事前に入念に検討せずやみくもに設置していきますと使いにくい部屋になりますので注意が必要です。
シューズクロークの棚ですがこちらシューズクローク側からも、玄関ホール側からも利用できるようになっております。これもチョットしたことですが、コロンブスの卵的に便利にお使い頂けますかと。
当社自慢のイタリア扉のLa Vivaですが、今回はネイビーをご選択頂きました(こちらのドアがリビングドアとしての標準仕様です)。艶のある大型扉ですので一気に玄関やリビングの雰囲気が豪華になります!
ひとつひとつのパーツを丁寧に選択していくこと、本当に大切です。
リビング隣接の和室を持つ大きなLDKとなっております。また和室の建具は引き込めるようになっておりますのでより和室とLDKの一体感が実現されますこと、吊り押し入れとすることで風をLDKに積極的に呼ぶように計画されております。
この1枚を見ても、リビングの窓の大きさを感じずにおれません。
また木造では通常のスパンとして3640を基準としておりますが、こちらの家では4550まで拡大し、かつ耐震等級3取得を実現しております。
それもあり、大型のカウチタイプのソファを設置しても、余裕のある空間となっております。
気持ちの良い光の入るLDK。
軒も良い仕事をしてくれますので、夏に日差しが宅内に入りすぎることも無く、しかしなから照射角の浅い冬の光は宅内に取り込めるようになっております。
ちなみにフロアは当社オリジナルフロアでありますオークのスクラッチ加工(表面に波状の加工がされています)されたものを施工させて頂いております。
こちらも弊社オリジナル家具となります椅子とテーブルを設置させて頂いております。
オークの床にウォルナットのテーブルで色目にメリハリを付けつつ、照明やキッチン壁タイルで配色の微調整をさせて頂いたという感じです。
勿論床がオークですので、ダイニングテーブルもオークと言うご選択もありだと思いますし、一般的かもしれないのですが、すべての木目や色目が揃うと全体がぼけてしまうこともあり、今回はメリハリ優先でのまとめ方となっております。
和室は遠方に住むご両親様の就寝時のご利用や、お子様を寝かしつける時のご利用を想定されておられましたので、間接照明を設置させて頂きました。
『寝る』という行為が『枕に頭を置く』という前提になりますので、天井のどこに照明器具を設置しようが眩しさを避けることは難しく、間接照明を設置したいところとなります。
拘りに拘りぬいたキッチンカップボード面のタイルと照明(床はフロアタイルとさせて頂いております)。
こちらのブラケット照明にも『ゴールド』が差し色的に入っておりますが、実はダイニングテーブルの照明器具にも、また床見切りにも『ゴールド』が入っております。
使い方を間違えるといやらしい感じになってしまう『ゴールド』色も小さい面積でアチコチに散らしていくと良い感じになります。
本当に素材が多く毎度ご提案前には頭を抱えることになる和室ですが、ここでも自然素材で作り込むということ、シンプルにしていく、という軸でまとめられていきました。
書斎を希望される方もあれば、洗面室をご希望頂き自室的な発想で使うことをご希望される方もありますが、今回は後者のパターン。
ご自身が長く快適に過ごせるようになるべく沢山『好き』なモノを配置していった結果です。
またメイク時に色味がきちんと確認できるように、こちらのお宅では唯一ここだけ鏡に取付のブラケットライトの光源は昼白色となっております。
細かな部分も後々後悔が無いように、綿密な摺合せが求められます。
トイレも書きだすと随分語ることが多くなってしまうのですが、細かな部分もひとつひとつお施主様と相談しながら作り上げていったという言い方が1番しっくりくるトイレのまとめ。
出発点は特に気に入られた手洗いボールがあり、そのボールを軸にタイルが選択され、そこに合わせる形で照明が配置されていきました。
注文住宅らしいといえば、これ以上に適切な言い方はないという感じですが、沢山お話をしながら、またアイディアをお施主様と工務店側が出し合いながら一緒に作っていく。
またそれを実現する腕の良い職人さんがいてくれることできる、本宅のような家こそが、形や仕上げは異なれど、やはり注文住宅であることを再認識させてもらったようなお宅になりました。

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