LDKの最適サイズ、決め方のポイントとは?
リビングの最適な広さとは?注文住宅で後悔しないための考え方
リビングの「広さ」だけで判断していませんか?
注文住宅を考える際、「リビングは何帖くらい必要ですか?」というご質問を多くいただきます。
快適なLDKをつくるには、“広さ”よりも“暮らし方”に合わせた設計が重要になります。
キッチンのレイアウトが広さに影響する
まず考えるべきはキッチンの配置です。
T型の対面キッチンであれば、コンパクトにまとめられる一方、アイランドキッチンのように回遊性を持たせると、それだけ動線を確保するスペースが必要になります。
つまり、同じ20帖でも、キッチンの種類によって快適さが変わってくるのです。
ダイニングテーブルとソファのサイズも要注意
次に重要なのが家具のサイズです。
ダイニングテーブルが4人掛けなのか、6人掛けなのか。
ソファの大きさや、リビングに置きたい他の家具(テレビボード、収納など)によっても、必要な面積が変わります。
「20帖あるから安心」と思って家具を置いたら、動線が確保できずストレスになることも。
ドアや窓の位置も間取りに影響
リビングに入るドアの位置、外に面する窓のサイズや配置も、実はリビングの有効面積に大きく関わります。
窓の大きさや位置次第で、壁が使えず家具が置けない…という事態にもなりかねません。
面積ではなく「使い方」から逆算する家づくりを
家づくりでは、LDKの広さを最初に“帖数”で決めてしまうのではなく、まずは「どう暮らしたいか」「何を置きたいか」を明確にし、それに合った面積を計画するのが失敗しないコツです。
私たちは、お客様一人ひとりの暮らしに寄り添った設計を大切にしています。
家具配置や動線、暮らし方をヒアリングしながら、本当に快適なリビング空間をご提案いたします。
まとめ | 広さより大切なのは「暮らしに合った間取り」
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LDKの快適さはキッチンや家具配置によって決まる
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面積ありきではなく、使い方から逆算する発想が大切
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注文住宅ならではの自由度を活かし、自分たちだけの心地よい空間をつくろう