感性で彩る大人の平屋 Part15 来客対応にも便利な和室と、空間を引き立てる色使いの工夫
家族のプライベート空間を守る「玄関直通の和室」
このお住まいには、玄関から直接アクセスできる和室が設けられています。来客時にはこの和室を使うことで、家族が普段通りの生活をしていてもお客様と顔を合わせずに済む動線が確保されています。
これは特に、訪問対応が多いご家庭や、親戚や知人がよく訪れるお宅におすすめの設計です。
ポイント
-
和室を玄関直結にすることで、家族の生活空間と来客スペースを分けられる
-
プライベートを保ちつつ、きちんとおもてなしできる間取り
空間の印象を左右する「色使い」は“3色まで”がオススメ
内装の仕上げにおいて、色の選び方は空間の印象を大きく左右します。
特に注文住宅では、自分たちの好みで自由にコーディネートできる反面、「いろいろな色を使いすぎてまとまりがなくなってしまう」という失敗も起こりがちです。
このお宅では、青・赤・黄というはっきりとした三原色が使用されていますが、それでも空間がうるさく見えないのは、3色以内に抑えてバランスよく配置しているからです。
色使いの基本ルール
-
空間全体の色数は2〜3色に抑えると、まとまりやすく美しい仕上がりになる
-
1色や2色だとコントラストをはっきり出しやすく、空間のメリハリがつけやすい
-
3色の場合は「三原色(赤・青・黄)」のバランスを意識することで、個性的でも洗練された印象に
自然素材が持つ“調和力”を活かす
この住まいで採用されているい草の畳やヒノキの建具など、自然素材の色味は目にやさしく、どんな色とも調和しやすいのが特長です。
自然の素材が持つ「控えめな主張」は、強めの差し色を空間に取り入れる際の“中和役”となり、色使いの難易度を下げてくれる頼もしい存在でもあります。
自然素材の利点
-
人の目にうるさく映らないナチュラルな色合い
-
彩度の高い色との組み合わせでも違和感が出にくい
-
木の温もりやい草の清涼感が、視覚的にも空間を整えてくれる
注文住宅では、こうした暮らしやすさと美しさの両立がとても大切です。Living Motif KIKIでは、動線計画とデザインのバランスを考えた設計をご提案しています。
三重で自分らしい家づくりをご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。空間設計から仕上げの色使いまで、トータルでサポートいたします。