外観デザイン編!③メンテナンスしやすい外壁素材って?

 

 

メンテナンスしやすい外壁素材とは?

ALC・ガルバリウム・サイディング

 

住宅の外壁は、住まいの印象を大きく左右するだけでなく、長く快適に暮らすためにメンテナンス性も非常に重要な要素です。

「できるだけメンテナンスの手間をかけたくない」

「何年くらい持つ外壁が良いの?」

「外壁の素材はどれが最適?」

このような疑問をお持ちの方へ向けて、今回は当社がよく採用しているALC外壁・ガルバリウム鋼板・サイディングボードの3種類を中心に、メンテナンス性と美観の違いについて詳しく解説します。

 


1. ALC外壁(軽量気泡コンクリート)の特徴とメンテナンス性

 

ALC外壁は、断熱性・耐火性・遮音性に優れた素材で、当社でも標準仕様として多くの住宅で採用しています。

 

◎ ALCのメンテナンス性

  • 通常の塗料使用でも20年程度メンテナンス不要

  • 特殊塗料を使用すれば30年持つケースもあり

  • 「壊れる・水が入る」といったトラブルはほとんどなし

ALCは現場塗装仕上げになるため、施工時に塗装職人の技術が必要ですが、その分お好みのカラーや風合いの調整ができるというメリットもあります。

 

◎ ALCのデメリット

  • 塗りの模様やパターンにデザインのバリエーションは少ない

  • 美観重視の方には、好みが分かれる可能性も

それでも、住み心地や性能の面から見ると、社長も「ALCは最強の外壁素材」と太鼓判を押しています。

 


2. ガルバリウム鋼板の特徴とメンテナンス性

 

ガルバリウム鋼板は、金属系外壁材として人気があり、シャープでモダンな外観を演出したい方に好まれています。

 

◎ ガルバリウムのメンテナンス性

  • 塗膜保証は一般的に25年前後

  • 紫外線の影響で多少の劣化はあるが、構造に問題が出ることは少ない

車の塗装と同様に、長年紫外線を浴びることでツヤがなくなることはありますが、基本的には耐久性に優れています。

もちろん、しっかりとした断熱・防水施工がされていることが前提となります。

 


3. 窯業系サイディングの特徴とメンテナンス性

 

サイディングボードは、工場であらかじめ塗装された状態で出荷されるため、デザインの選択肢が豊富で施工性も高い外壁材です。

 

◎ サイディングの美観性と注意点

  • 色・柄のバリエーションが最も多い

  • 初期の美観は非常に良い(工場塗装なのでムラがない)

  • ただし目地コーキングのメンテナンスが10〜15年ごとに必要になる場合も

サイディングは「美観の良さ」を重視する方におすすめですが、長期的なコーキングのメンテナンス費用も視野に入れて検討するとよいでしょう。

 

 

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