「構造躯体」って何?家づくり初心者は必見!

 

【構造躯体とは?家づくりで見逃せない“骨組み”の話】

注文住宅を建てる際、完成後には見えなくなってしまう部分こそ、実はとても重要です。

そのひとつが「構造躯体(こうぞうくたい)」と呼ばれる、家の骨組みの部分。

この記事では、「構造躯体とは何か?」から、現場で見ておくべきポイント、施主様が現場見学に行くメリットなどを丁寧に解説していきます。

 

 

【構造躯体とは?】

構造躯体とは、住宅の構造を支える基礎的な部分であり、主に以下の部材を指します。

  • 土台

  • 梁(はり)

これらは、住宅の強度や耐震性に直結する重要な要素であり、建築過程の中でも最も基本的な骨組み部分です。

建築の工程でいうと「上棟(じょうとう)」のタイミング、つまり屋根の骨組みが組み上がった直後の状態が、構造躯体の全貌を確認できる最もよい機会です。

 

 

【見ておくべきポイントとは?】

構造躯体の段階でしか見られない部分がたくさんあります。

  • 柱の太さや材質

  • 梁の組み方

  • 金物や接合部の施工状態

ただし、すべてを目視で確認することは難しく、専門的な知識がないと判断がつかない部分も多くあります。

そのため、お施主様としては「見える部分を素直に確認する」ことが大切です。

例えば、使われている木材の雰囲気や職人さんの作業の様子など、現場の“空気感”を肌で感じるだけでも家づくりへの理解が深まります。

 

 

【現場見学のすすめ】

「お施主様が現場に行っても大丈夫?」という質問をいただくことがありますが、答えはYESです。

実際に、毎日のように現場に足を運ぶ方もいらっしゃいます。

もちろん、刃物や金物など危険な道具もあるため、安全面には十分注意が必要ですが、職人さんとの会話を通して信頼関係を築けるのも大きなメリット。

現場を見て「この柱が我が家の支えになるんだ」と実感することで、完成した家への愛着もぐっと高まります。

 

 

【まとめ】

構造躯体は、家づくりの“見えない安心”を支える大切な要素です。

上棟直後という限られたタイミングだからこそ、ぜひ現場を訪れて、家の骨組みを直接見ておきましょう。

専門知識がなくても大丈夫。現場に立ち会うこと自体が、きっと家づくりをもっと楽しく、価値ある体験にしてくれます。

 

 

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