感性で彩る大人の平屋 Part7 “ちょっとした違い”が空間の完成度を決める
セラミック天板で実現する高耐久&美観の両立
このキッチンの本体は、LIXIL製。中でも注目すべきは、セラミック製のカウンタートップです。
◎ セラミック天板の魅力とは?
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非常に高い硬度があり、キズや熱に強い
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汚れにも強く、そのまま作業台としても使える
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無機質な中にも高級感があり、インテリアとしても優秀
見た目の美しさと実用性を両立させたい方には、まさに理想的な素材です。
「無いなら、つくる」造作カップボードで理想の形に
キッチン背面に設置されたカップボードは、KIKIの完全オリジナル造作家具です。
既製品では納まりが合わなかったり、使いたいスペースがうまく活用できなかったりすることも多いため、KIKIではお客様のご要望に応じて造作対応も行っています。
◎ 造作カップボードのメリット
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スペースにぴったり納まるサイズ感
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好みに合わせた素材・デザイン選びが可能
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「ここにこんな収納が欲しい」がカタチになる
家具屋さんと密に連携しながら、一点ものの家具を仕上げていきます。
「飾る楽しみ」を支える棚とタイルデザインのこだわり
キッチンまわりにもうひとつ、印象的な要素が加えられています。
それが、お施主様が選ばれたお気に入りのタイルと飾り棚の組み合わせです。
タイルは、実際にメーカーのショールームに足を運ばれて「この子とこの子が好き」と選ばれたもの。
単に貼るだけでなく、タイルの貼り方や組み合わせの詳細図を複数パターン作成し、納得のいく配置をじっくりと検討されました。
タイルデザインを引き立てる“縁取りの色バランス”
特に印象的なのは、ブルーのタイルに施されたブラウンの縁取り。この配色が、空間全体の調和を保つポイントになっています。
◎ 色バランスがもたらす効果
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タイルの存在感を引き立てつつ、浮かせすぎない
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ウォールナット調の木部や部品と自然に馴染む
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デザインを引き締める“まとめ役”として機能
もし縁がなければ印象はガラリと変わっていたでしょう。色の“強弱”をうまくコントロールすることで、空間全体のトーンが整います。
“ちょっとした違い”が空間の完成度を決める
キッチンは、家の中心であり、暮らしの中でもっとも使用頻度が高い空間のひとつです。
今回の事例のように、セラミック天板のような素材選びから、収納や装飾の造作対応まで、一つひとつにこだわることで「心から好きと思える空間」が実現します。
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LIXILの高性能キッチンで安心の機能性を確保
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造作カップボードで理想の収納と使い勝手を両立
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飾り棚やタイルで“自分らしさ”を表現
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色や素材のバランスで、空間の調和を整える