リノベ費用が新築並みに!?その理由とは
古い家のリノベーションは危ない?専門家が語る本当のところ
導入:築年数が古い=危険…本当にそう?
「築年数がかなり古い家をリノベーションするのって危なくないですか?」
これは、私たちの元にもよく届く質問のひとつです。
たしかに、古い建物には耐震性や劣化の問題が付きまといます。
しかし、"古い=弱い"とは一概には言えません。
古民家再生などを通して、古い建物ならではの魅力と向き合うプロの視点からリノベーションの安全性と難しさについて解説します。
古い家には「補強が必要」な理由
古い木造住宅では、現代の耐震基準を満たしていない場合がほとんどです。
そのため、構造補強を行うことがリノベーション成功のカギになります。
とくに柱や梁は、建物の骨格部分。
ここを残しつつ、安全性を確保するには、「見せながら補強する」という高度な技術とデザインの両立が求められます。
古民家リノベのやりがいと課題
古民家再生はとても楽しい仕事です。
昔ながらの素材やデザインを活かしつつ、現代の暮らしに合わせてアレンジする自由さが魅力です。
しかしその反面、
・基礎や構造が不明確
・湿気やシロアリ被害のリスク
・断熱性や気密性の低さ
といった課題も。
プロの知識と経験がなければ、「見た目はおしゃれだけど住みにくい家」になってしまうこともあります。
「古い=弱い」ではない
実際には、築年数が古くても頑丈な建物もたくさんあります。
むしろ、良質な木材が使われているケースもあり、それを活かしてこそ“価値あるリノベーション”が実現します。
適切な構造チェックと、しっかりした補強がされていれば築古住宅でも安心して長く住むことができます。
まとめ | 古い家を活かすリノベの魅力と大切なポイント
古い家のリノベーションには「デザイン性」と「安全性」の両立が不可欠です。
信頼できる建築会社と二人三脚で進めることで、住み心地もよく、長持ちする家づくりが可能になります。
築古物件を検討している方や、実家のリノベーションを考えている方は、まずはプロに相談してみることをおすすめします。