注文住宅の壁はどう選ぶ?漆喰×床材の関係

 

【壁紙と床の組み合わせ方|自然素材の魅力とバランスの考え方】

注文住宅を考える際に、多くの方が悩むのが「壁と床の組み合わせ」です。

どちらも空間の印象を大きく左右する要素でありながら、「どれを選んだら正解なのか分からない」という方も多いのではないでしょうか?

 

■無限にある壁と床の組み合わせ

壁紙や床材の選び方は本当に無限です。壁をどのように仕上げるかによって、空間の印象は大きく変わります。

たとえば当社では、壁の仕上げ材として「漆喰(しっくい)」を標準仕様としています。漆喰は白を基調とした自然素材で、光の反射がやわらかく、空間を明るく見せてくれます。また、テクスチャー(表面の質感)によってさまざまな表情を出すことが可能です。

 

■素材で個性を出す

壁に個性を加えたい場合は、「素材の選定」がカギとなります。

  • 木材を壁や天井に張る

  • タイルや石材を一部に使う

  • アクセントウォールを設ける

こういったアレンジによって、住まいに「自分らしさ」「温もり」をプラスすることができます。

 

■漆喰の色は“鉱物”で表現する

漆喰は真っ白な素材ですが、実は「鉱物」を混ぜることで色を出すことが可能です。
ただし、自然素材の色には限界があります。

たとえば、自然界には“青”や“赤”といった強い色は基本的に存在しません。

こうした色を無理に出そうとすると、人工的な材料に頼らざるを得なくなります。

自然な色合いを大切にしたい方には、やさしいアースカラーや、鉱物由来の落ち着いた色味がオススメです。

 

■床とのバランスを考える

床材とのバランスを考えることも非常に重要です。

床が濃い色であれば壁を明るく、逆に床が明るいトーンなら壁にアクセントをつけるなど、空間全体の調和を意識しましょう。

壁と床だけでなく、天井や建具との組み合わせも含めて、一緒にトータルで考えていくことが失敗しない家づくりの秘訣です。

 

 

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