感性で彩る大人の平屋 Part4 造作家具で“好き”を飾る暮らし

 

 

Part5を見る

 

【間接照明・造作家具・防音対策も】

趣味と快適さを叶える注文住宅の工夫

 

注文住宅の魅力は「自分の好き」と「暮らしやすさ」を両立できることにあります。

今回は、天井の高さ・間接照明・趣味の空間演出・造作収納・防音性の向上など、多くの工夫が詰まった住まいをご紹介します。

 


■ 天井が高いと空間は広く感じる

 

この住まいのLDK空間では、天井高を活かして開放感を演出しています。

いわゆる“Y方向の広がり”があることで、実際の広さ以上に広く、ゆったりと感じられる空間に仕上がっています。

平屋やリビング空間の広がりを重視する方にとって、天井高の工夫はコスト以上の満足感が得られるポイントです。

 


■ 雰囲気をつくる間接照明とエコカラットの組み合わせ

 

◯ 照明は「何に光を当てるか」が大切

ただ明るくするだけでなく、「何をどう照らすか」を意識することで、空間の印象が大きく変わります。今回は、天井に間接照明を埋め込み、やわらかな光で落ち着きのある雰囲気を演出しています。

 

◯ 壁材はLIXILの「エコカラット」

リビングの一部には調湿・脱臭機能を持つエコカラットを使用。

光と影が美しく映えるよう、グラデーションのあるデザインを採用し、空間に立体感をもたらしています。

 


■ 趣味を楽しむための「飾る収納」

 

今回の施主様は、「パズル」「刺繍」「ディズニーグッズ」などの趣味を楽しまれている方。

そのため、ぬいぐるみや作品をディスプレイする棚をダイニング周りや壁面に造作しました。

 

◯ 飾り棚には光も計画的に配置

飾るだけでなく、棚にスポットライトが当たるよう照明も計画

昼間の自然光だけでは見えにくいディテールも、夜にはやさしく照らされ、趣味の世界が広がる空間に。

 


■ 南側に大開口を設けない理由と防音・断熱対策

 

一般的には南側に掃き出し窓を設ける設計が多いですが、今回は敢えてそれを避けています。

理由は、南側に交通量の多い通りがあり、外部の視線や音の侵入を避けるため

 

◯ 防音と安全性を両立するための電動シャッター

  • 電動シャッターを設置し、防音性とプライバシーを確保

  • 加えて、冷暖房効率も向上するため、省エネ性もアップ

ご家族やお孫さんが安心して過ごせるよう、立地条件に応じた工夫が随所に見られます。

 


■ 自分仕様の空間をつくる「造作家具」の魅力

 

この住まいには、施主様のご要望をもとに、いくつかの製作家具(造作収納)を導入しています。

 

◯ なぜ造作家具を選ぶのか?

  • 既製品では「ぴったりこない」「使い方に合わない」ことがある

  • 思い通りの使い方を実現するためには、造作が最適

  • 家全体のテイストに合った統一感のある仕上がりが叶う

もちろんコスト面などの善し悪しはありますが、「自分らしい暮らし」を実現するうえではとても有効な選択肢です。

 


■ まとめ:趣味・安心・快適性を丁寧に設計した住まい

この住宅は、「好きなものに囲まれて暮らしたい」「安心して静かに過ごしたい」「生活空間にこだわりたい」という思いを形にした住まいです。

  • 天井高で広がりを演出

  • 間接照明+エコカラットで上質な空間に

  • 趣味の飾り棚と照明設計で“見せる収納”

  • 南面の防音+電動シャッターで安全性と快適性を確保

  • 造作家具でライフスタイルにフィットする収納や機能を実現

注文住宅の最大の魅力である「自由設計」を活かしながら、暮らしやすさと自分らしさを両立した設計となっています。

 

 

ショート動画TOPへ戻る

 

KIKIのYouTubeチャンネル