感性で彩る大人の平屋 Part9 【まるで扉が消えた⁉】こだわりの引き込み戸!
【見た目すっきり、使い勝手抜群】“枠なし引き込み戸”で魅せる住まいとオーダー洗面台のこだわり
家づくりをする中で、「扉」のデザインや機能性にまでこだわる方は少ないかもしれません。
しかし今回ご紹介するお住まいでは、扉一つで空間の印象がここまで変わるのか!と驚かされるような工夫が施されています。
また、広々とした造作洗面台や、洗面・トイレまわりの快適な導線計画にも注目です。
■ 枠がない!? すっきりとした“引き込み戸”の魅力
動画で紹介されたのは、一見「扉がないように見える」ほどスッキリとした納まりの引き込み戸。
これは、扉が壁の中に収納される「引き込み式」にすることで実現されています。
なぜこのような仕様にしたのか──それは「飾る壁をつくるため」。
お施主様はインテリアや雑貨を飾るのが好きな方。
通常の引き戸だと、壁の表面にレールや枠が見えてしまい、飾れるスペースが制限されてしまいます。
そこで壁一面をすっきり見せるために、「完全に枠の出ない引き込み戸」を採用しました。
これにより、
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扉を開け放しても違和感がない
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壁の見た目がすっきり整う
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飾るスペースを最大限に確保できる
というメリットが生まれ、デザイン性と実用性を両立した空間に仕上がっています。
■ 2つのドアの先には「洗面」と「トイレ」
このすっきりとした扉の奥には、洗面室とトイレが隣り合って配置されています。
動線も非常にシンプルで、生活のしやすさを感じられる間取りです。
■ 並んで使える!幅1600mmの広々造作洗面化粧台
洗面化粧台は、幅1600mmのゆとりある設計。
2人並んでも余裕を持って使えるので、朝の混雑を避けたいご家庭にもぴったりです。
使用しているのは、アイカ工業製の造作タイプ。
天板(カウンター)、水栓、扉などは一つひとつ組み合わせが可能で、
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カウンターの素材や色味
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扉材のデザイン
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鏡の形状や設置方法
など、お施主様の好みに合わせて自由にカスタマイズできるのも魅力です。
■ 洗面スペースに“自分らしさ”をプラス
近年、洗面室は「機能重視」から「デザイン・心地よさ重視」へとニーズが変化しています。
タイルや照明、鏡の選び方ひとつで空間の雰囲気ががらりと変わるため、自分らしいコーディネートを楽しめる場所でもあります。