【サウナ×ワインセラー。贅沢を極めた大人の平屋】 Part2 贅沢すぎる!玄関にワインセラーがある平屋

 

玄関に入った瞬間に心をつかむ家づくり。ワインセラーとFIX窓が映える上質な玄関空間の工夫

 

家づくりを考えるとき、多くの方がリビングやキッチン、間取り、家事動線に意識を向けます。

もちろんそれらは住み心地を左右する大切な要素ですが、実は住まいの第一印象を決める大きなポイントが「玄関」です。

玄関は、毎日家族が出入りする場所であり、お客様を最初に迎える場所でもあります。

だからこそ注文住宅では、単に靴を脱ぎ履きするためのスペースとして考えるのではなく、その家らしさや暮らしの質が伝わる空間として丁寧に設計することが大切です。

今回ご紹介するのは、玄関に入ってすぐワインセラーが目に入る、印象的で上質な住まいです。

大きなFIX窓の先にテラスを望み、観葉植物や鏡面収納、600角タイル、ラインをそろえた納まりによって、広がりと美しさを両立した空間に仕上げています。

ここでは、その設計の工夫をわかりやすく解説します。

 

玄関を“見せ場”にするという発想

 

注文住宅の魅力のひとつは、暮らし方に合わせて空間のテーマをつくれることです。

今回の玄関では、入ってすぐの場所にワインセラーを配置しています。

ワインセラーというと、キッチンやダイニングの近くをイメージされる方も多いかもしれません。

しかし、あえて玄関の近くに置くことで、住まいに入った瞬間に「この家らしさ」が伝わります。

ホテルライクな雰囲気や上質感、こだわりのある暮らしを象徴する存在として、ワインセラーが空間の主役になっているのです。

このように、玄関に印象的なアイテムを設ける考え方は、注文住宅ならではの設計です。

既成の住まいでは難しいことも、ゼロからつくる家づくりなら実現しやすくなります。

 

大きなFIX窓で視線を抜き、テラスまでつなげる

 

玄関を広く美しく見せるうえで重要なのが、「視線の抜け」です。

今回の住まいでは、正面に大きなFIX窓を設け、その先にテラスが見えるように計画されています。

FIX窓は開閉しない分、フレームをすっきり見せやすく、大きなガラス面を確保しやすいのが特徴です。

そのため、外の景色を一枚の絵のように見せることができます。

玄関からテラスが見えることで、室内だけで空間が完結せず、外へと視線が続いていきます。

これにより、実際の面積以上の開放感を感じられるのです。

家づくりにおいて、広く見せる工夫というと間取りの広さばかりに注目しがちですが、視線計画も同じくらい大切です。

視線がどこへ向かうのか、どこで止まり、どこへ抜けるのか。こうした設計の積み重ねが、住まいの心地よさにつながります。

 

観葉植物で視線をやわらかく整える

 

正面に大きな窓があるだけでも十分美しい空間ですが、そこに観葉植物を置くことで、さらに印象がやわらかくなります。

視線の先にグリーンがあると、空間に自然な奥行きが生まれます。

また、ガラスやタイル、鏡面など無機質な素材が多い空間でも、植物が入ることで冷たくなりすぎず、居心地の良い雰囲気になります。

家づくりでは、建物そのものだけでなく、家具や植物、照明が入った状態までイメージしながら設計することが大切です。

完成時点で美しいことはもちろん、暮らし始めてからどう見えるかまで考えることで、空間の完成度はさらに高まります。

 

鏡面収納で夜の美しさまで計算する

 

反対側には収納扉を設け、その仕上げを鏡面にしているのも大きなポイントです。

鏡面仕上げは光をやわらかく反射し、空間に奥行きと高級感を与えてくれます。

特に夜は、ワインセラーの灯りや存在感が収納扉に映り込み、昼間とは違った表情を楽しめます。

つまりこの玄関は、昼の開放感だけでなく、夜の演出まで考えられているのです。

注文住宅では、素材の色味や質感を選ぶ場面がたくさんあります。

そのときに大切なのは、単体で見た好みだけではなく、「光が当たったとき」「反射したとき」「昼と夜でどう見えるか」といった視点です。

今回のように反射まで考慮して色味を選ぶことで、空間全体のまとまりが生まれます。

これは玄関に限らず、リビング、洗面、キッチンなどにも応用できる考え方です。

後悔しない家づくりのためには、素材を部分で選ぶのではなく、空間全体でどう見えるかを考えることが大切です。

 

600角タイルと目地計画が生む広がり

 

床には600角のタイルを施工しています。

大判タイルは目地の数が少なく見えるため、空間をすっきり見せやすく、ホテルライクな雰囲気とも相性が良い素材です。

さらに今回の設計では、テラスまで目地を通しています。

つまり、室内の玄関タイルと外部のテラスが、線の流れとしてつながって見えるようにしているのです。

これによって内と外に一体感が生まれ、玄関の広がりがさらに強調されます。

注文住宅で床材を決める際、多くの方は色や素材感を重視しますが、実は「目地の通し方」も印象を大きく左右します。

どこで線を切るのか、どこまで連続させるのかによって、同じタイルでも見え方は大きく変わります。

こうした細かな設計は、一見すると気づかれにくいかもしれません。

しかし、空間を見たときに「なんだかきれい」「すっきりして見える」と感じる理由は、こうした見えない工夫の積み重ねにあります。

 

框や段差まわりも、ラインをそろえることで整う

 

玄関には通常、框や段差ができます。

ところが、段差がある部分は納まりが複雑になりやすく、線が乱れると空間全体が雑然と見えてしまうことがあります。

そこで今回の家づくりでは、框まわりの縦線がそろうように設計されています。

タイルや壁、建具などのラインが整うことで、玄関全体がよりすっきりと見えます。

これは注文住宅ならではの丁寧な設計と施工の積み重ねです。

間取りが良くても、素材が上質でも、最後の納まりが整っていないと空間の完成度は下がってしまいます。

逆にいえば、こうした細部まできちんと考えられている住まいは、写真だけでは伝わらない美しさがあります。

 

玄関づくりは家全体の価値を高める

 

家づくりでは、どうしてもLDKや間取り、収納、住宅ローン、土地選びなど、優先順位の高い項目が多くなります。

もちろんどれも重要ですが、玄関は家全体の印象を大きく左右する場所です。

例えば、帰宅したときに美しい玄関が迎えてくれるだけで気持ちが整います。

来客があったときも、その家の丁寧さやセンスが最初に伝わります。

また、玄関が整っている住まいは、家全体まで美しく感じられることが多いものです。

だからこそ、後悔しない家づくりのためには、玄関も主役のひとつとして考えることが大切です。

広さだけでなく、視線の抜け、素材の反射、床の目地、窓の配置、植物の見せ方など、さまざまな要素を重ねながら設計することで、毎日心地よい空間が生まれます。

 

まとめ|細部へのこだわりが、上質な注文住宅をつくる

 

今回ご紹介した玄関空間は、ワインセラー、大きなFIX窓、テラスへの視線の抜け、観葉植物、鏡面収納、600角タイル、そしてラインをそろえた納まりによって構成されています。

どれも特別な要素ではありますが、本当に大切なのは、それぞれを単独で考えるのではなく、空間全体の見え方として丁寧に組み立てていることです。

反射や色味、目地や線のそろい方まで意識することで、玄関はただの通過点ではなく、住まいの価値を高める特別な場所になります。

注文住宅だからこそできる家づくりは、目に見える大きな間取りだけではありません。

こうした細部の工夫こそが、長く愛せる住まいにつながります。

私たちは、お客様の理想の暮らしに寄り添いながら、デザイン性だけでなく、日々の心地よさや使いやすさまで考えた住まいをご提案しています。

「こんな玄関にしたい」

「ホテルライクな家づくりがしたい」

「広く見える間取りや素材選びを相談したい」

そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。

住まいの第一印象から、後悔しない家づくりを一緒に考えていきましょう。