料理に例えると分かりやすいのかもしれませんが、和食やイタリアンなんかもそうなのかな?なるべく素材に手を加えず、素材の良さを引き出すような料理と、僕の料理に関する少ない知識からだとフレンチのように色々な素材を使いソースでまとめ上げるような料理って随分目指している部分が違うと感じたりです(勿論すべての場合そうであるとはとてもじゃありませんが断言できるものでは無いと思いますが)。

 

あるいは音楽で言うと、少人数編成のバンドで目指す音とコンボやビッグバンド、オーケストラで組み立てる音楽の違いと言っても結構雰囲気が近いのかもしれませんね。

 

僕自身が自分で使うモノを選ぶ基準が、シンプルさであったり、素材感であったりすることもあり、僕が考える良い家の基準というのは、凄く単純化して申し上げますと基本構造がしっかりしており、素材を活かし、経年に耐えうるデザインであることになります(基本的な断熱や耐震の基準はクリアしていることが大前提です)。

 

逆に素材の良さを活かせないならば、もっと合理的な素材があるのでは?と考え込んだりすることも結構あります。

違う言い方をすると少ない素材で豊かな表現ってどんなモノになるのかな?と考えたりする訳です。

 

 

例えば

小津安二郎の映画のような家ってどんなモノになるのかな?

とか

マーク・ロスコの絵のような家ってどんなモノになるのかな?

とか

ハンス・ウェグナーPP701を感じる家ってどんなモノになるのかな?

 

究極的にはそんなことになるのかなぁと思ったりする次第です。

 

話が脱線しましたが、僕はシンプルで選ばれた素材(感)を大切に家づくりを考えたいと思っているという話でした。

  


 

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