耐久・耐震

 耐久・耐震 

完成してからでは変えられないからこそ、こだわる   

 

住宅は百棟百色。

工法、設計、デザイン、素材など、

工務店によって異なります。

 

私たちは様々な工法や素材を改めて比較検討、

独自の厳しいルールを定め、

三重の気候風土に合った

心地よい空間で安心して暮らしていただける

家づくりを目指しています。

  

目次

・世界最高レベルの建築木材「ヒノキ」

・ヒノキのメリット

・ベタ基礎を採用

・住宅用構造材

・構造計算

・耐震等級3

 

 

世界最高レベルの建築木材「ヒノキ」

ひのき

当社では昔から建てられてきました

「在来軸組み工法」で、

高品質の「ヒノキ」を柱に使うことで、

強度に優れた長持ちする家づくりに

取り組ませて頂いております。

 

柱で使うヒノキですが、

杉に比べて絶対量も少なく、

またやせた土地で時間をかけて育てるため

成長に時間もかかってしまうのですが、

そのおかげで年輪が緻密で強度に優れ、

反りや狂いが少なく、躯体を支える構造材として

最適なものになるのです。

 

加えて、丸太の状態のヒノキを必要な寸法より

一回り大きく加工し(粗挽き)、

十分乾燥させ反りや狂いを出した後に、

仕上がり寸法に再度挽き直すという

二度手間をかけることで

真っ直ぐで精度の高い柱での

家づくりにこだわっております。

 

そもそもヒノキとは

寺

桧とは木材の一種で、

ヒノキ科ヒノキ属の常緑針葉樹のことです。

耐久性や品質で世界最高レベルの建築木材と言われています。

その理由は、桧の内部に含んでいる

油性成分やアロマ効果や殺菌効果、

構造強度など、いろいろな特性によります。

 

たとえば、桧はお寺や神社の

建材として古くから用いられています。

1300年前に建てられた法隆寺や薬師寺の塔は、

いまもなお高い品質を保ち続けています。

この事実が、桧の耐久性や品質の高さを

物語っていると言えます。

 

ヒノキ木材のメリット

 世界最高レベルの高い耐久性

ヒノキはなんと言っても

耐久性が圧倒的に優れています。

先述したとおり、

日本最古の木造建築である

法隆寺にも使われています。

1300年経っても当時と変わらない状態で

維持し続けていることが、

その耐久性を示していると言えます。

まさに、ヒノキは耐久性・保存性において

世界最高レベルの材料です。

 

実験結果

実験開始4年半経過の状態

画像

ヒノキは伐られてから強度が2~3割程度増す。

 

 美しい色や木目

ヒノキは表面の非常に美しい木目が特長です。

高級感があり、

光沢のある見た目は長年使うことにより、

表面に艶や味といった風味が現れます。

そのため、長く使えば使うほど、

桧の風合いの魅力を楽しめます。

 

見た目は空間がパッと明るくなる

木目の白さが特長で

心材はどちらかというと

ピンク〜黄色味を帯び、芳香に優れています。

また、その白さも、経年による変化によって、

徐々に美しい飴色になっていきます。

そうした変化の楽しみも檜の良さと言えます。

 

香り・リラックス効果

ヒノキ風呂が人気の理由のひとつが、

その香り。

ヒノキ風呂に入ると、ふわーっと広がる

良い香りを楽しむことができます。

ヒノキ独特の香りは、

人をリラックスさせる作用があり、

害虫が嫌う芳香でもあるので

虫除けとしても効果的です。

さらにヒノキの香りには、

αピネンという成分が含まれていて、

防蟻効果があります。

シロアリを寄せ付けにくいため

家を長く維持することが可能です。

 

ヒノキ風呂

施工事例はこちら

 

抗菌効果

ヒノキに含まれる成分の

αカジノールには抗菌効果があります。

具体的にはαカジノールは木材を腐らせる

腐朽菌の増殖を抑え、

ダニやシロアリを防ぐ効果があります。

たとえば、カーペットや布団の下に敷く

防ダニシートには桧精油が使われており、

ダニは桧の木屑の中で死滅することもわかっています。

そのほか、桧精油には高い消臭効果もあり、

実験により97%のアンモニア臭を

消せるという実証結果も出ています。

 

ベタ基礎を採用

基礎工事は家づくりの土台となる、

とても重要な部分です。

基礎工事が終わってしまうと

外見では見分けがつかなくなるので、

基礎のことを知っておくことはとても大切。

私たちが手がける基礎はすべてベタ基礎を採用。

通常の標準仕様以上の基準で施工しています。

 

基礎工事

基礎工事

 

 

 

 無垢と乾燥にこだわった住宅用構造材

無垢の桧柱とドライビームを軸に、

建物外周面にハイベストウッドを

張り巡らせたパネル工法に、

筋交いを入れ、耐震性を堅持。

 

ドライビーム

檜

家づくりの第一歩である構造のこだわり、

厳選された丸太から良質な素材を取り出し、

じっくり丁寧に乾燥させた

住宅用構造材がドライ・ビームです。

原材料のベイマツは、

北アメリカ大陸西部の広い範囲に分布し

北アメリカ最大の蓄積量を持つ針葉樹で、

耐久性・曲げ強度に優れた性質をもち、

木造建築の構造材(特に横架材)に適しています。

また、毎年計画的に伐採と植林を繰り返され、

林資源の維持に貢献しています。

このドライ・ビームを、原材料から製材・乾燥。

加工・流通までの一貫した体制で提供できるため、

高品質で適正価格の家づくりが

可能になっています。 

 

現代の住宅は、

「健康」「工期短縮」「高気密・高断熱」

「高耐震・高耐久」などがキーワードとなっており、

住宅の骨格となる構造材は、

それらの要求を満たすために

最も大切な役割を担っています。

 

そんな中、当社が使用するドライ・ビームは、

他に類をみない大規模な乾燥設備と

徹底した品質監理のもと、

縮みが少ない無垢を実現、

21世紀の新技術として脚光を浴びています。

そして、日本の住宅を支える部材として

さらに増強を続けています。

 

無垢にこだわる理由

・有害物質をまったく含まない

・無垢独特の温もりがある

・優れた調湿性

・本物の素材感と豊かな手ざわり

・経年変化が楽しめる

・解体時にも環境にやさしい

 

ハイベストウッド

ハイベストウッドとは木質系耐力壁です。

主に木造住宅の外壁下地として使われています。

壁倍率木造軸組工法2.5倍および4.0倍

枠組壁工法3.0倍の大臣認定の構造用面材で、

高い耐震性能をもっています。

 

ハイベストウッド

ハイベストウッド

 

環境性・・・地球環境、森林破壊を緩和するやさしい家に

透湿性・・・9mm厚の木質系構造用面材の中で透湿性No.1

安全性・・・耐力壁として高性能。地震・台風に強い安全な家に

居住性・・・断熱材がきちんと収まる。冷暖房効率の良い家に

耐久性・・・シロアリ・腐朽菌の抗力に優れた、丈夫な家に

信頼性・・・JIS製品で安定した品質性能確保で安心な家に

 

詳しくはこちら

 

筋交い

木造軸組工法住宅で、

柱と柱の間に対角線に取りつけられる

補強材のことを、筋交いといいます。

住宅は地震や台風などの際、

横からの揺れを受けますが、

筋交いで補強することでねじれを防ぎ、

衝撃にも強くなります。

 現場写真筋交い

筋交いを取りつける箇所は耐力壁と呼ばれ、

その組み方には、片側方向のみに

筋交いを取り付ける片筋交い、

たすき状に取り付けるたすき掛けの2種類があります。

また、筋交いを取りつける場合は、

筋交い金物(プレート)を使用して筋交いと柱を

しっかりと固定させるため、

耐震性能はより向上してします。

  

構造計算を実施

 

より安心、より信頼していただくために  

 

リビングモチーフキキでは

地域に密着した工務店として、

地震や自然災害時に

「わが家が一番安心安全な場所になる暮らし」

のために、構造計算を実施しています。

構造計算とはその建物を取り巻く諸条件を考慮し、

その後その建物に対して必要と思われる安全性を定め、

要求性能を満たす構造を設計することです。

 

安心できる強い家を建てるために

大切な構造計算ですが、

建築基準法では一般的な2階建て木造住宅には

義務付けられていません。

また、長期優良住宅などで

耐震等級2や等級3を取得してある物件でも

構造計算をしていない場合があります。

しかし

当社では全棟必ず構造計算を行っています。

これは、お施主さまの将来にわたる

安全を守るためには必要不可欠なものである

という考えであり、

近年頻発する地震など自然災害を受けた際に、

大切な家族の身を守ることのできる

お家づくりを行っています。

設計イメージ

 

 


 

耐震等級3

リビングモチーフキキは、

地震に強い「耐震強度3」の家にこだわっています。

現在の耐震基準は1981年に定められた

「改正建築基準法」がベースになっています。

これは、1978年に発生した最大震度5を記録した

宮城県沖地震をきっかけに見直されたもので、

以下のような耐震強度を想定しています。

 

リビングモチーフキキが建てる家は、耐震等級3が標準仕様  

耐震等級とは・・・

地震の作用がどの程度大きくなるまで、柱や梁などの構造躯体が傷を受けたり壊れたりしないかを等級によって示すもので、建物の強さ・強度の指針で、住宅の品質確保の促進等に関する法律、住宅品質確保促進法(以下、品確法と表記)によって定められています。耐震等級は、1~3の3段階のランクに分かれ、数字が大きいほど耐震性能が高くなります。

   

 

耐震等級1とは

・建築基準法で定められた耐震性能を満たしている
・震度6~7程度の地震の地震に対して倒壊や崩壊しない※建築基準法を辛うじてクリアしている建物については、震度6~7程度の地震に対して損傷を受ける可能性があります。
・震度5程度の地震では住宅が損傷しない

 

耐震等級2とは

・耐震等級1で想定される1.25倍の地震に耐えられる
・学校や病院などで多く採用されている等級「長期優良住宅」では、耐震等級2以上が認定の条件とされています。

 

耐震等級3とは

・等級1で想定される1.5倍の地震に耐えられる
・防災の拠点地(警察署や消防署など)で採用されている等級

 

 

 震災

ところが2016年、

熊本県で最大深度7の本震が

立て続けに2度も起こり、

さらに震度1以上を記録する規模の余震が

2週間で1000回以上も起るという、

いまだかつてない規模の地震が起こりました。

 

この地震の際、

数百年に一度発生する地震でも倒壊しない強度と

定められた「耐震等級1」の1.25倍の強さがある

耐震等級2」で作られたはずの家ですら

倒壊したことです。

それに対し、

耐震等級3の建物は無被害が14棟、

軽微な損傷が2棟でした。

その2棟は何の問題もなく

安全にその家に住める状態でした。

命と財産と将来の生活を守る家=耐震等級3

なのです。

ですから、リビングモチーフキキでは

全ての住宅で構造計算を実施して、

万が一の災害にも強いお家づくりを提供します。

 

 

 

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