素材感が引き立つ スタイリッシュな家
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家づくりに対して大筋の部分でハッキリとしたビジョンをお持ちでいらした本宅のお施主様。家づくりのプロセスの中でこだわる部分は目一杯こだわられ、任せられる部分は任せてという大人な家づくりという印象でした。
共働きで忙しいお施主様のご要望としては、生活感を少なく、スマートに生活できるようにしたいとの事でした。
家事の時間を短くする工夫として、1階にご家族全員の洋服が収納できるファミリークローゼットを設置。「脱衣⇒洗濯⇒洗濯物を干す⇒洗濯物を取り込む⇒たたむ⇒しまう」までの導線を短く1階で完結させ、思い切って5.5帖の大きなクローゼットにすることにより物が散らからずスッキリと過ごせるように建築の計画で出来る工夫が随所にあります。
アプローチの大ぶりなタイル、玄関扉周囲の鎧張りの石、コの字型の平面計画の凹部分のルーバーと材料種も色彩も多くなっていますが、まとまりを常に意識されたお施主様のセンスにより均整が取れたと感じています。
門柱部分はオリジナルで製作しましたが、ここも家と呼応するかのようにキリリとした一体感を醸し出しています。
ALC(軽量気泡コンクリート)の無機的な感じと石のコントラストが面白いですね。
玄関ホールです。強めの柄のタイルが施工されていますが、存在感のあるリビングドアのカラーをグレイにすることで、タイルの存在感を活かしつつ主張しすぎないように色々な色を受け止めてくれています。
また天井に照明を設置しない事で更にシンプルさを強調していることも、タイルを目立ちすぎないように見せる一助となっています。
開放的としか言いようのない空間。また色数を抑えた仕上げもポイントです。
大きな吹き抜け、圧倒的開放感。
ストレート階段の手すり裏に照明を仕込むというのは光源が低い位置になりますので光が目に入りにくく眩しくなくてGOODです。
フロートタイプの製作家具のTVボード、安価に抑えやすく評判良いです。
光の降り注ぐLDK。
こだわったのは当社各オリジナル建材だけでなく、どうしても生活感の出てしまう家電収納を大きな3枚の黒の強化ガラス扉で施工させて頂き、TVボードに関してもお施主様が散々探されましたが納得いくものがないということで、イメージを伺った上でオリジナルにて製作させて頂きました。
黒を所々に散らすまとめ方。黒は特別な色なので取り扱い注意です。
素材感をキチンとコントロールしてあげることが必要になります。
ペンダントライトにクリスタル素材を持って来ると照明器具の素材感と存在感で一気に雰囲気を支配していきます。
TV横にブラケット照明というのも凄く印象つくりに効果的です。
ダイニングのペンダントライトはスワロフスキーのミニシャンデリアになっておりお施主様がとてもこだわられたセレクトであった事も特筆すべきトピックスになります。
こういう風に沢山の仕上げ材の絞り込みなど決定までのやり取りの中でお施主様らしさが表現されたり、作り込まれていきます。つまりこういうプロセスを経るからこそ、家づくりの満足感や家における個性がより表現されるものと思います。
壁の仕上げが漆喰を標準とさせて頂いています当社ならではかも知れませんが、ダイニング横の収納と壁の取り合い部分にもガラスと石を施工させて頂くことで、漆喰の割れや汚れを防ぐといった意味合いと、ちょっとしたニュアンスの付加が目論まれています。
キッチンからはリビング方向が一望できる計画をさせて頂いています。これらの写真からもお施主様の並々ならぬ拘りをお感じ頂けるのではないでしょうか?家を特別なモノにするのは、やはり『想い』でありることを痛感せずにはいられません。
カップボードの大型3枚扉ですが実は色数結構選べたりします。
組子のデザインも凝りだすと面白いです。
こちらはがらりとイメージを変えて窓枠から襖の手掛けに至るまで、リビングフロアに合わせて塗装し、統一感と一体感を出しました。
トイレや洗面室も本宅の全体感を踏まえてひとつひとつ丁寧に作り込みがなされています。
ルーバー内はデッキが施工されており、ここもお施主様だけの特別な空間になります。
玄関タイルとアプローチのタイルを合わせると言うのも、家と外構を同一者がデザインするメリットのひとつと思います。
仕事を終えて帰宅時に家の明かりを見てホッとできるような、でもまた朝の光の中では自分を鼓舞するような家であるとお施主様に仰って頂けることがやはり目標です。
KIKIの家
地域密着型工務店として
安心の素材や構造はもちろん、
住む人のことを考えたデザイン
ライフスタイルに合った住宅であること。
機能面にも妥協せず
快適で心豊かな暮らしを送るために
長く愛される家づくりを追求しています。
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