エステルームとカバードポーチを持つ家
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外壁は旭化成ALCボードのフラット目地工法をご採用頂きましたので、いつもの当社標準のALCの外壁の仕上がりとはずいぶん趣の異なる、表情の多い質感を持つ外壁の仕上がりとなっております。
また、カバードポーチに椅子を出して枯山水の庭を見て過ごすという明確なコンセプトでまとめられていった外構も特筆ものだと感じております。
玄関前のスペースもゆったりと計画させて頂き、雨の折なども慌てず宅内に入れるようにとなっております。
また、道路と玄関扉の位置関係の中で、玄関扉前にルーバーを設けることで、外観上のアクセントということだけでなく玄関扉開閉時に室内が見えにくくなるという効果も狙ってのルーバーをご採用頂いております。
白くまとめられた玄関ホールですが、こちらでもイタリアから届きますVIVA社のLA VIVAのボルドー色が良いアクセントになってメリハリが効いておりますことご確認頂けるのではないかと存じます。
また玄関ホール全体は白くまとめられつつも仕上げの素材感が異なりますので、全体として見た時にぼやけてしまうということもないということもご覧頂けるのではないかと存じます。
こちらエステルームです。ご自宅でエステやNAILサロンと言うのはこれからもっと増えていくように感じます。
LDKをL型に配置するのは日本の土地事情と言いますか、一般的な団地内の敷地での住宅建築では積極的に東と南の光を取り入れやすいという意味で、またキッチンにお立ちになられたときにTVが見やすいという意味で当社では好んでご提案させて頂くことの多い間取りのパターンのひとつでもあります。
キッチン前カウンター部分やダイニング奥側の造作収納はその設置位置から色々便利にお使い頂くことが出来(例えば救急箱や料理本の管理などにも便利です)、積極的に取り入れたい小技のひとつです。
また、本宅のダイニング奥の造作家具が西面壁全体でなく不思議な位置でカットされているように見えるかもしれませんが、こちらのカット部分はお施主様ご所有の物を採寸させて頂き、それがキチンと無駄な空間なく設置できるようにと計画されております。
ダイニングからキッチン方向を見た1枚です。キッチンの袖壁にはダイニングテーブルにお掛けになられたときにスッといつも見ている雑誌が手に取れるように大きめのニッチを製作させて頂きました(こちらのお客様はダイニングテーブルをキッチン腰壁に接するように使う予定はないとのことでした)。
また、キッチン足元は最近リクエスト頂くことが増えています無垢の板以外での仕上げとなっております。
キッチン上のペンダントライトはお施主様セレクトの物です、こういった部分での遊びも自由設計の家づくりの楽しい要素になると言って良いと思います。
明るさのメリハリをお感じ頂けるのではないかと思う1枚です。これでもまだ欧米の家と比べると日本の家は明るい訳ですが、目的・好みとメリハリで照明を色々操作するのもまた楽しいですね。
水廻りの製作家具(収納や乾燥器の台)はご使用の目的やお施主様の体格に合わせて設計させて頂きました。こういった細かな対応が出来るのは製作家具の良い部分と言って良いのではないかと思います。
階段を上がり切ったエリアでの書斎コーナーの写真です(写真奥の壁にデスクが設置されるようになっています)。沢山の蔵書を並べ、気分で色々な本を選んで読める休日は何と贅沢なものなんでしょうかと思います。
夕景をご覧頂きますとこちらのお施主様の家への想いを深くお感じ頂けるのではないと思います。
家づくりは人それぞれで、『こうであるべき!』と言う部分は色々です。だからこそお施主様にとっても僕たち建築業者にとっても楽しく、だからこそ難しいそんな風に感じます。
専門的な部分や構造的な部分の難しい部分も勿論大切だし、蔑ろに出来るものでもありませんが、解答が無いものにコミュニケーションを通して色々な光を当てて皆が一緒に汗をかいて解答を模索する、家づくりってそんな風ともいえるのかもしれませんね。
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