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家族をつなぐ回廊のある家
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テーマは『解放感と浮遊感』そして『黒色を基本色としてまとめていく』という事でした。
多くのお施主様の場合、計画を煮詰めていく中でコンセプトが固まるという場合が多いのですが、こちらのお施主様の場合、初期段階から漠然としたイメージをお持ちでらっしゃいました。
そして出来上がりました計画案がこちらの2階部分の一部が片持ち(キャンティレバー)構造となり、東面に向いて大きく開放された本宅です。
図面をご覧頂き、内容のご説明をさせて頂き、模型をご覧頂きほぼ即決で大きな変更もなく完成まで至れたとういう事にお施主様に対し感服するばかりです。
何回も打ち合わせを重ね、ジワジワと出来ましたお互いの信頼関係があってこそのお施主様のご決断だと思いますし、プラン集から土地に当てはまる家を置いていくだけの家づくりとは対極にあるような時間と手間のかかる家づくりですが(それは計画づくりだけでなく仕上げ材の選択も同じような要素があります)、一生の多くの時間をそこで過ごし、ご家族とたくさんの素晴らしい思い出を作る器としての家と考えますと、自分の好きを集め、自分らしさが表現できたなら、そんな素晴らしい家づくりもチョットないと感じて頂けるのではないでしょうか?
黒×白でまとめられて外観ですが、様々なサンプルをご覧頂き色と素材をどう組み合わせていくかまるでセッションのような打合せで煮詰められていきました。



玄関扉を開けて迎えてくれるのはイタリアから届きました赤いハイドアでありますレーベルです(色は各色あります)。
そして赤い扉の印象をさらに強めるような黒×白の大理石。その素材を前面に出すために東面に縦長窓を取り自然光での陰翳を作り、また日が落ちてからは扉の存在を強調するようなライティングが施されております。
玄関ホールには、ご帰宅頂いて直ぐ手が洗えるように手洗いも設けられておりますが、こちらも本宅のイメージに合うようにと様々なメーカーのモノの組み合わせ本宅オリジナルとしてまとめられております。このようなオンリーワンのご提案も当社の得意とすることのひとつです。
そしてシンプルながら印象の強い黒いハイドアで各室ドア全体はまとめられています。


